全米映画ランキング : 2004年4月23日~2004年4月25日

全米映画ランキング:2004年4月27日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2004年4月23日~2004年4月25日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Man on Fire
「マン・オン・ファイアー」

Fox
(ヘラルド/松竹)

2,979 1 22,751,490 22,751,490
2

13 Going on 30
「13・ゴーイング・オン・30」

Sony
(ソニー)

3,438 1 21,054,238 21,054,238
3 1

Kill Bill Vol.2
「キル・ビル Vol.2」

Miramax
(ギャガ・ヒューマックス)

3,073 2 10,410,219 42,961,864
4 2

The Punisher

Lion's Gate

2,649 2 6,287,612 24,167,233
5 5

Home on the Range

Buena Vista

2,481 4 3,570,296 42,554,404
6 6

Scooby-Doo 2: Monsters Unleashed
「スクービー・ドゥー2/モンスター・パニック」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,820 5 3,417,478 76,795,462
7 4

Hellboy
「ヘルボーイ」

Sony
(UIP)

2,218 4 3,112,647 54,803,288
8 3

Johnson Family Vacation

Fox Searchlight

1,259 3 3,094,697 25,039,859
9 8

Ella Enchanted

Miramax

2,149 3 2,965,922 17,477,322
10 7

Walking Tall

MGM

2,201 3 2,660,332 40,530,881

デンゼル対ジェニファーの勝負は、デンゼルに軍配

デンゼル・ワシントン主演の誘拐&復讐サスペンス「マン・オン・ファイアー」が初登場で1位に輝いた。今回デンゼルが演じるのは、外人部隊の傭兵からボディガードに転じた男クリーシィ。警護を依頼されたクライアントの娘が誘拐され、この犯罪組織に立ち向かう。監督はトニー・スコット、原作はA・J・クィネルの「燃える男」(集英社文庫・刊)、同一主人公によるシリーズものの第1作目だ。デンゼル主演作品としては、01年の「トレーニング・デイ」を上回って自己ベストのオープニング記録。日本公開はこの秋の予定(松竹・ヘラルド共同配給)。僅差で2位に甘んじたのは、ジェニファー・ガーナー主演の「13・ゴーイング・オン・30」。13歳の早く大人になりたい女の子が、ある朝目覚めると念願かなって(?)30歳の女性に変身していたというファンタジー・コメディ。ジェニファー・ガーナーは、日本でこそ「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のコールガール役、「デアデビル」のエレクトラ役などで知られる程度だが、アメリカでは「エイリアス」というTVドラマで大人気(日本でもNHK-BSでオンエア中)。今回は晴れの初主演作品で、さして有名な共演者もなく、しかも監督もほぼ無名(ゲイリー・ウィニック)という条件の中、オープニング3日間で2000万ドル以上の興収を叩き出したのは立派。でも、日本で人気が出るかどうかは微妙。

2004年4月27日更新 藤井竜太郎

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