全米映画ランキング : 2004年6月11日~2004年6月13日

全米映画ランキング:2004年6月15日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2004年6月11日~2004年6月13日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1

Harry Potter and the Prisoner of Azkaban
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」

Warner Bros.
(ワーナー)

3,855 2 34,910,393 157,975,042
2

The Chronicles of Riddick
「リディック」

Universal
(東芝エンタテインメント/松竹)

2,757 1 24,289,165 24,289,165
3 2

Shrek 2
「シュレック2」

Dreamworks
(UIP)

3,843 4 23,316,920 353,333,317
4

Garfield
「ガーフィールド」

Fox
(フォックス)

3,094 1 21,727,611 21,727,611
5

The Stepford Wives
「ステップフォード・ワイフ」

Paramount
(UIP)

3,057 1 21,406,781 21,406,781
6 3

The Day After Tomorrow
「デイ・アフター・トゥモロー」

Fox
(フォックス)

3,210 3 14,538,226 153,144,814
7 4

Raising Helen

Buena Vista

2,103 3 3,705,336 31,284,112
8 5

Troy
「トロイ」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,003 5 3,417,016 125,604,418
9 13

Saved!

UA

589 3 2,535,013 3,717,375
10 7

Mean Girls
「ミーン・ガールズ」

Paramount
(UIP)

944 7 1,486,032 81,303,696

「ハリポタ」強し。「リディック」他、新作も及ばず

今週は上位5作の興収が軒並み2000万ドルを超えるという、ボックスオフィス史上初の出来事が起こる中、ハリポタ第3弾「アズカバンの囚人」が首位を守った。公開後10日間の興収は1億5800万ドルに達したが、公開2週目の数字はシリーズ3作中最も低く、激しい落ち込みぶりが気になるところ。2位にはヴィン・ディーゼル主演、製作費約1億7500万ドルのSFアドベンチャー大作「リディック」。スクリーンの絶対数がやや不足気味なのも手伝って、オープニング3日間の興収はおよそ2400万ドルに止まった。3位には、相変わらず圧倒的な強さを見せつける「シュレック2」。勢いは全く衰えず、全米歴代興収で9位にランクイン。「ファインディング・ニモ」を抜いてアニメ作品の歴代1位の座を手中にし、次の目標は4億ドルだ。4位、5位は共に新作。太った猫の活躍をCGで描くファミリー・コメディ「ガーフィールド」とニコール・キッドマン、マシュー・ブロデリック、ベット・ミドラー共演のブラック・コメディ「ステップフォード・ワイフ」。この作品、「ローズマリーの赤ちゃん」などで知られるアイラ・レヴィン原作の75年同名映画のリメイク。75年版でキャサリン・ロスが演じた役をニコール・キッドマンが演じている。キッドマン主演作としては最高のオープニングとのこと。9位には、マンディ・ムーア、マコーレー・カルキンなど若手スターが大挙出演した学園宗教コメディ「セーブド!」が13位からジャンプアップ。

2004年6月15日更新 藤井竜太郎

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