国内映画ランキング : 2004年6月12日~2004年6月13日

映画ランキング : 2004年6月15日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2004年6月12日~2004年6月13日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

デイ・アフター・トゥモロー

配給:フォックス

日劇1ほか東宝系 2
2 2

世界の中心で、愛をさけぶ

配給:東宝

日劇3ほか東宝系 6
3 3

トロイ

配給:ワーナー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 4
4

海猿 ウミザル

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 1
5 4

シルミド/SILMIDO

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 2
6 5

下妻物語

配給:東宝

シャンテシネ3ほか東宝系 3
7 6

21グラム

配給:ギャガ・ヒューマックス

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 2
8 10

スキャンダル

配給:シネカノン/松竹

シネカノン有楽町ほか 4
9 7

天国の本屋~恋火

配給:松竹

丸の内プラゼールほか松竹・東急系 2
10 9

クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち

配給:アスミック・エース/ギャガ・ヒューマックス

日比谷映画ほか東宝系 3

※ファーストラン時点

「デイ・アフター・トゥモロー」V2。「海猿」が4位で発進

「デイ・アフター・トゥモロー」が引き続き好調。都内では銀座、新宿地区での稼働率の高さが光る。ローカル比率も70%と理想的で、興収は21億円を突破した。26日には「ハリポタ」の封切りが控えているため、鬼の居ぬ間に荒稼ぎしておきたいところ。2位の「セカチュー」は先週末から日劇3チェーンにムーブオーバー(「クリムゾン・リバー2」は日劇3から日比谷映画に押し出された格好)、6週目にして興収55億円を突破し、まだまだ勢いを失っていない。70億円、80億円まで目論めるところだが、確保できるスクリーン数次第。夏に向けて「小屋の取り合い」が熾烈を極める。3位の「トロイ」も底堅く、この週末で興収は30億円に到達した模様。そして、4位にデビューした「海猿」もなかなかの健闘ぶり。オープニング2日間で動員が15万人強、興収は2億2000万円と、最終的には15億円を狙える位置につけている。製作がCXということで、すでに続編の製作も決定しているようだ。振り返って昨年は、「マトリックス・リローデッド」の一本かぶりだった夏休み前のこの時期、「リローデッド」の100億円超という水準には及ばないものの、中規模以上のヒット作が次々と登場するいい流れができている。

2004年6月15日更新 駒井尚文

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