国内映画ランキング : 2004年5月22日~2004年5月23日

映画ランキング : 2004年5月25日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2004年5月22日~2004年5月23日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1

トロイ

配給:ワーナー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 1
2 1

世界の中心で、愛をさけぶ

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 3
3 2

ホーンテッド・マンション

配給:ブエナビスタ

日劇1ほか東宝系 5
4 4

ビッグ・フィッシュ

配給:ソニー

日比谷スカラ座1ほか東宝系 2
5 3

ドーン・オブ・ザ・デッド

配給:東宝東和

日比谷映画ほか東宝系 2
6

レディ・キラーズ

配給:ブエナビスタ

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 1
7 5

名探偵コナン/銀翼の奇術師<マジシャン>

配給:東宝

ニュー東宝シネマほか東宝系 6
8

スキャンダル

配給:シネカノン/松竹

シネカノン有楽町ほか 1
9 6

パッション

配給:ヘラルド

テアトルタイムズスクエアほか 4
10 7

CASSHERN

配給:松竹

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 5

※ファーストラン時点

「トロイ」首位に君臨。ヨン様主演「スキャンダル」が健闘の8位

全米の好成績を追い風に、「トロイ」が日本でも好調なスタートを切った。初日・2日間の成績は動員が48万5000人、興収が6億9000万円。早くも興収50億円を視野に入れ、あわよくば70億円付近まで狙える出足。おかげで2位に落ちたものの「世界の中心で、愛をさけぶ」は引き続き絶好調。この週末も5億円以上の興収を積み上げ、早ければ今週中にも30億円を突破しそうな勢い。配給の東宝も、当初の興収見込み60億円を上方修正している模様。つまり「トロイ」と「世界の~」は、ほぼ同規模の商いということになる。6位には、コーエン兄弟最新作にして、トム・ハンクスと組んだ「レディ・キラーズ」がランクイン。全米でも4000万ドル弱しか稼げてない作品だが、日本でも凡庸な成績。春の「ディボース・ショウ」といい、コーエン兄弟らしくない映画が続いてしまった。そしてもう一本、ヨン様が映画に初出演ということで予想以上に注目された「スキャンダル」。公開館数が115館ながら、週末2日間の動員がおよそ4万7000人、興収で6700万円とR-18作品ながらなかなかの健闘。興収5億円を超えた「死ぬまでにしたい10のこと」対比で128%という出足。この勢いをキープできれば5億円に届きそうだが、今後ヨン様ファン以外の観客をどれだけ惹きつけられるか。

2004年5月25日更新 駒井尚文

過去のランキング