全米映画ランキング : 2004年4月9日~2004年4月11日

全米映画ランキング:2004年4月13日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2004年4月9日~2004年4月11日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 5

The Passion of The Christ
「パッション」

New Market
(ヘラルド)

3,240 7 15,216,723 353,006,351
2 1

Hellboy
「ヘルボーイ」

Sony
(UIP)

3,043 2 10,824,129 40,828,171
3

Johnson Family Vacation

Fox Searchlight

1,317 1 9,375,307 9,375,307
4

The Alamo
「アラモ」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

2,609 1 9 9,124,701
5 2

Walking Tall

MGM

2,836 2 8,442,008 28,953,956
6 4

Home on the Range

Buena Vista

3,058 2 8,105,171 27,418,973
7 3

Scooby-Doo 2: Monsters Unleashed
「スクービー・ドゥー2/モンスター・パニック」

Warner Bros.
(ワーナー)

3,130 3 8,015,496 62,878,150
8

The Whole Ten Yards

Warner Bros.

2,654 1 6,685,381 6,685,381
9

Ella Enchanted

Miramax

1,931 1 6,169,030 6,169,030
10

The Girl Next Door

Fox

2,148 1 6,003,806 6,003,806

「パッション」復活。西部劇大作「アラモ」は4位デビュー

「パッション」がイースター(復活祭)に文字通り「復活」の1位を果たした。これで、トータルの興収は約3億5300万ドルとなり、全米歴代でも「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」を抜き、第8位まで浮上。「ジュラシック・パーク」(3億5700万ドル)、「王の帰還」(3億7500万ドル)などの記録を抜いての4億ドル突破も夢ではなくなってきた。3位には意外なスマッシュヒットとなった黒人家族のコメディ・ロードムービー「ジョンソン・ファミリー・バケーション」。そして、4位にはいささか期待外れな結果に終わった西部劇大作「アラモ」。60年のジョン・ウェイン監督・主演映画のリメイクで、当初はロン・ハワード監督で製作される予定だったが、「オールド・ルーキー」のジョン・リー・ハンコックに交替。製作費1億ドルをかけてオープニングの成績がその約10分の1とはかなりの痛手。おまけに批評家の受けもあまり良くないので、インターナショナルでの成績もそれほど多くは望めないだろう。8位にはブルース・ウィリス、マシュー・ペリー主演「隣のヒットマン」の続編が登場。ブルース・ウィリス主演作品では「薔薇の素顔」に次いで2番目に成績が悪く、今年最低の映画と批評家たちに評価されている。9、10位は共にティーンエイジャー向けの作品。「エラ・エンチャンテッド」はラックスのCMでお馴染みのアン・ハサウェイ主演のファンタジー。「ザ・ガール・ネクストドアー」はお決まりのちょっぴりエッチな学園コメディ。

2004年4月13日更新 藤井竜太郎

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