全米映画ランキング : 2004年2月13日~2004年2月15日

全米映画ランキング:2004年2月17日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2004年2月13日~2004年2月15日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

50 First Dates
「50ファースト・デート」

Sony
(ソニー)

3,591 1 41,000,000 41,000,000
2 1

Barbershop 2: Back in Business

MGM

2,711 2 15,600,000 44,074,000
3 2

Miracle
「ミラクル」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

2,755 2 14,021,000 37,061,000
4 5

The Butterfly Effect
「バタフライ・エフェクト」

New Line
(アートポート)

2,288 4 5,700,000 50,045,000
5 3

You Got Served
「ユー・ガット・サーブド」

Sony
(ソニー)

1,832 3 5,100,000 32,083,000
6 4

Along Came Polly
「アロング・ケイム・ポリー」

Universal
(UIP)

2,545 5 5,077,000 81,634,000
7 6

Catch That Kid
「キャッチ・ザット・キッド」

Fox
(フォックス)

2,848 2 4,350,000 10,850,509
8 7

The Lord of the Rings: The Return of the King
「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」

New Line
(ヘラルド/松竹)

1,663 9 4,150,000 357,203,000
9 10

Cold Mountain
「コールド・マウンテン」

Miramax
(東宝東和)

1,740 8 3,726,125 87,547,525
10 8

Mystic River
「ミスティック・リバー」

Warner Bros.
(ワーナー)

1,370 19 3,545,000 74,506,000

ドリュー・バリモア&アダム・サンドラーの新作が首位

バレンタイン・デーの週末、今年最大のオープニング記録を叩き出したのは、ドリュー・バリモアとアダム・サンドラーが共演したラブコメ「50ファースト・デート」。ハワイで獣医を営む男(サンドラー)が恋に落ちた相手(ドリュー)は、記憶が2日と持たないという障害を持っていた。男の方は、毎日毎日彼女を一から口説き、彼女にとっては毎回毎回が“ファースト・デート”。2人は「ウェディング・シンガー」以来の共演で、今回、オープニング3日間で4100万ドル(約43億円)を稼ぎ出してそれぞれ面目躍如。監督のピーター・シーガルは「ナッティ・プロフェッサー2」「N.Y.式ハッピー・セラピー」などで知られる人物。ところで、その「N.Y.式~」の公開規模などからも明らかなように、アダム・サンドラー作品の日本における受難は相変わらずだが、内容的に今回は勝負できそうな雰囲気。以下、「バーバーショップ2」が前週比33%ダウンで2位に粘り、「ミラクル」も27%ダウンで3位に踏ん張っている。「バタフライ・エフェクト」は5000万ドルをクリア。オスカー組も8、9、10位に残っているが、8位の「王の帰還」は3億5700万ドルを超え、「ジュラシック・パーク」を抜いて歴代6位に浮上。そして「コールド・マウンテン」は前週より興収がアップしている。

2004年2月17日更新 藤井竜太郎

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