全米映画ランキング : 2003年8月1日~2003年8月3日

全米映画ランキング:2003年8月5日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2003年8月1日~2003年8月3日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

American Wedding

Universal

3,172 1 34,258,000 34,258,000
2 1

Spy Kids 3-D: Game Over
「スパイキッズ3-D/ゲームオーバー」

Dimension Films
(アスミック)

3,364 2 20,100,000 69,005,255
3 2

Pirates of the Caribbean: The Curse of the Black Pearl
「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

3,390 4 19,100,000 209,804,000
4 5

Seabiscuit
「シービスケット」

Universal
(UIP)

2,421 2 17,468,000 49,054,000
5 3

Bad Boys II
「バッドボーイズ2バッド」

Sony
(ソニー)

3,022 3 12,700,000 111,312,000
6 4

Lara Croft Tomb Raider: The Cradle of Life
「トゥームレイダー2」

Paramount
(東宝東和)

3,222 2 11,300,000 42,560,000
7 8

Finding Nemo
「ファインディング・ニモ」

Disney/Pixar
(ブエナビスタ)

1,777 10 3,800,000 319,968,000
8

Gigli
「ジッリ」

Sony
(ブエナビスタ)

2,215 1 3,800,000 3,800,000
9 6

The League of Extraordinary Gentlemen
「リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い」

Fox
(フォックス)

2,007 4 3,150,000 58,839,161
10 7

Terminator 3: Rise of the Machines
「ターミネーター3」

Warner Bros.
(東宝東和)

1,910 5 2,915,000 142,783,000

ベンアフ=ジェニロペ共演作は惨敗。「アメリカン・ウェディング」が首位

全米は相変わらず続編の夏。日本では全くヒットしていない「アメリカン・パイ」シリーズ第3作にして完結編、「アメリカン・ウェディング」が首位デビュー。99年の1作目、01年の2作目に続き、シリーズ3作がいずれも全米ナンバーワンに輝いたという意味では「オースティン・パワーズ」よりも凄い。例によってお下劣極まりない下ネタの数々、果たして日本では劇場公開されるのか? 2位には「スパイキッズ3-D」が落ちたが、2週目の週末にして2000万ドル以上の興収をキープ。最終的に1億ドルを上回るのは堅いところ。そして、3位の「パイレーツ~」は4週目で2億ドル突破。このまま推移すれば「マトリックス・リローデッド」を抜いて、この夏の2番手に浮上する公算も高い。4位には、スクリーン数を432増やした「シービスケット」が浮上してきた。こちらも1億ドルが狙える位置。さてさて、7位の「ファインディング・ニモ」だが、前週の時点で歴代12位だったのが、「ライオン・キング」「ロード・オブ・ザ・リング」「ハリー・ポッターと賢者の石」をゴボウ抜きして何と歴代9位まで浮上。誰がここまでのブレイクスルーを予想できたか? ピクサー恐るべしである。そして8位は、ベンアフ&ジェニロペのお騒がせカップル初共演となった「ジッリ」。週末3日間でたったの380万ドル(約4億5000万円)しか上げられず、文字通りの大惨敗。早くも、来年のラジー賞独占の可能性が。

2003年8月5日更新 藤井竜太郎

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