全米映画ランキング : 2003年6月20日~2003年6月22日

全米映画ランキング:2003年6月24日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2003年6月20日~2003年6月22日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

The Hulk
「ハルク」

Universal
(UIP)

3,660 1 62,600,000 62,600,000
2 1

Finding Nemo
「ファインディング・ニモ」

Disney/Pixar
(ブエナビスタ)

3,404 4 20,500,000 228,000,000
3 2

2 Fast 2 Furious
「ワイルド・スピードX2」

Universal
(UIP)

3,140 3 10,300,000 102,100,000
4 3

Bruce Almighty
「ブルース・オールマイティ」

Universal
(UIP)

3,074 5 10,000,000 210,700,000
5 7

The Italian Job
「ミニミニ大作戦」

Paramount
(ヘラルド)

2,095 4 7,225,000 67,695,000
6 4

Rugrats Go Wild!

Paramount

3,041 2 6,660,000 23,518,000
7

Alex and Emma
「アレックス・アンド・エマ」

Warner Bros.
(ギャガ・ヒューマックス)

2,310 1 6,240,000 6,240,000
8 5

Hollywood Homicide
「ハリウッド・ホミサイド」

Sony
(ブエナビスタ)

2,840 2 5,800,000 21,433,000
9 6

Dumb and Dumberer: When Harry Met Lloyd

New Line

2,609 2 4,275,000 19,993,000
10 8

The Matrix Reloaded
「マトリックス・リローデッド」

Warner Bros.
(ワーナー)

1,850 6 4,050,000 264,500,000

「ハルク」予想通りのパワーで首位デビュー

続々映画化されるマーヴル・コミックの人気アニメ、今度は「ハルク」が満を持してデビュー。監督がアン・リーというのがやや意外な感じもしたが、フタを開けてみれば、オープニング3日間の興収は6260万ドル(約75億円)という堂々たるもの。6月公開作品としては過去最高で、マーヴル作品としては、「スパイダーマン」「X-MEN 2」に続く3位という記録。主演のエリック・バナは今年35歳と遅咲きで、共演にはオスカー女優のジェニファー・コネリーが華を添える。そして、2位に落ちたとは言え、引き続き絶好調なのが「ファインディング・ニモ」。4週目を迎え余裕で2億ドルをクリア。6週目で10位まで落ちた「マトリックス・リローデッド」の累計興収を上まわるのは時間の問題となり、3億ドル超えはほぼ確実だろう。また、3位の「ワイルド・スピードX2」は1億ドル突破、4位の「ブルース・オールマイティ」は2億ドル突破と上位陣は揃って景気がいい。7位に初登場した「アレックス・アンド・エマ」は、ケイト・ハドソンとルーク・ウィルソンの共演によるラブコメ。ギャンブルで大借金を作ったおかげで、30日以内に新作を書き上げないと殺されるハメになった小説家の話。監督は「恋人たちの予感」「ミザリー」のロブ・ライナー。しばらくヒット作から遠ざかっているが。

2003年6月24日更新 藤井竜太郎

過去のランキング