全米映画ランキング : 2003年3月7日~2003年3月9日

全米映画ランキング:2003年3月11日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2003年3月7日~2003年3月9日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Bringing Down the House

Buena Vista

2,801 1 31,700,000 31,700,000
2

Tears of the Sun
「ティアーズ・オブ・ザ・サン」

Sony
(ブエナビスタ)

2,973 1 17,200,000 17,200,000
3 2

Old School

Dreamworks

2,707 3 9,200,000 50,800,000
4 5

Chicago
「シカゴ」

Miramax
(ギャガ・ヒューマックス)

2,600 11 6,947,000 114,544,551
5 4

How to Lose a Guy in 10 Days
「10日間で男を上手にフル方法」

Paramount
(UIP)

2,897 5 6,750,000 86,946,000
6 1

Cradle 2 the Grave
「ブラック・ダイヤモンド」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,625 2 6,585,000 27,028,000
7 3

Daredevil
「デアデビル」

Fox
(フォックス)

2,778 4 5,150,000 91,470,000
8 6

The Jungle Book 2
「ジャングル・ブック2」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

2,553 4 4,200,000 39,500,000
9 7

Shanghai Knights
「シャンハイ・ナイツ」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

1,905 5 2,700,000 54,700,000
10 8

The Life of David Gale
「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」

Universal
(UIP)

1,872 3 2,100,000 17,100,000

スティーブ・マーティン主演のコメディが首位

スティーブ・マーティンとクイーン・ラティファが共演するコメディ、「ブリンギング・ダウン・ザ・ハウス」が初登場で首位。ちなみにマーティンは今年のアカデミー授賞式の司会者で、ラティファは「シカゴ」で助演女優賞にノミネートされている。別にアカデミー賞の宣伝映画ということではないだろうが。同じく初登場で2位に甘んじてしまったのが、ブルース・ウィリスの戦争映画「ティアーズ・オブ・ザ・サン」。ナイジェリアを舞台に、モニカ・ベルッチ演じる医師を救出するのが、ウィリスら演じるネイビー・シール部隊の任務。監督は「トレーニング・デイ」のアントワン・フークワ。時期的に、国威掲揚映画ってこと? いずれにせよ、こっちが1位で「ブリンギング~」が2位の見込みだったのが、ひっくり返ってしまった格好。全米ボックスオフィスはここのところ、コメディ系の作品が好調なのである。3位以下では、先週1位だった「ブラック・ダイヤモンド」の急落が目立つ。興収は前週比で62%も落ち込み、順位も5ランクダウン。ジェット・リー作品は、通常5000万ドルあたりがひとつの壁。2週目の落ち方を見ると、今作での突破はかなり難しいところか。一方で、ジャッキー・チェンの「シャンハイ・ナイツ」は前週すでに5000万ドルをクリアしている。

2003年3月11日更新 藤井竜太郎

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