全米映画ランキング : 2002年5月24日~2002年5月26日

全米映画ランキング:2002年5月28日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2002年5月24日~2002年5月26日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1

Star Wars: Episode II
「スター・ウォーズ エピソード2」

Fox
(フォックス)

3,161 2 48,850,000 190,200,000
2 2

Spider-Man
「スパイダーマン」

Sony
(ソニー)

3,876 4 30,500,000 328,000,000
3

Insomnia
「インソムニア」

Waner Bros.
(ヘラルド)

2,610 1 21,040,000 21,040,000
4

Spirit: Stallion of the Cimarron
「スピリット」

Dreamworks
(UIP)

3,317 1 17,800,000 17,800,000
5

Enough
「イナーフ」

Sony
(ソニー)

2,623 1 15,000,000 15,000,000
6 4

About a Boy
「アバウト・ア・ボーイ」

Universal
(UIP)

1,749 2 7,600,000 19,000,000
7 3

Unfaithful
「運命の女」

Fox
(フォックス)

2,401 3 6,230,000 40,300,000
8 5

The New Guy
「ザ・ニュー・ガイ」

Sony
(東宝東和)

2,374 3 4,500,000 23,500,000
9 6

Changing Lanes
「チェンジング・レーン」

Paramount
(UIP)

1,258 7 1,600,000 64,200,000
10 7

The Scorpion King
「スコーピオン・キング」

Universal
(UIP)

1,527 6 1,200,000 87,300,000

新作3本が上位にランクインも、「エピソード2」首位を堅持

メモリアル・デイの週末、全米ボックスオフィスは2本の超大作イベント映画と、新作ラッシュでかなりのにぎわいを見せた。まず「スター・ウォーズ エピソード2」の2週目週末の興行収入は、1週目から44%ダウン。公開後11日間の興収は、「エピソード1」の12日間の興収とほぼ同等だ。そして、「スパイダーマン」の勢いが相変わらず凄い。この週末も3000万ドル(約38億円)以上を稼いで、累計興収が3億2800万ドル(約420億円)を突破。あっという間に「ハリー・ポッターと賢者の石」を抜き去り、全米歴代7位まで上ってきた。あと3000万ドルも稼げば、「ジュラシック・パーク」を抜いて5位になる。さて、3位から5位は初登場作品がずらり。3位の「インソムニア」は、「メメント」のクリストファー・ノーラン監督の最新作。アラスカで起きた殺人事件をめぐるサスペンス。演技陣は、事件を捜査する警部にアル・パチーノ、これと組む女刑事にヒラリー・スワンク、容疑者にロビン・ウィリアムスという濃い面々。この激戦の中、大人を動員して2000万ドルをクリア。続いて4位にはアニメ映画「スピリット」がランクイン。開拓時代の雄馬(スタリオン)が主人公。フルCGアニメ全盛の時代に、クラシックなアニメの火を消すまいという意欲作。と言っても、スタジオはディズニーではなく、ドリームワークス。5位にはジェニファー・ロペス主演のサスペンス。夫を殺した相手にリベンジする主人公として、ロペスがマーシャル・アーツを披露。監督はマイケル・アプテッド。

2002年5月28日更新 藤井竜太郎

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