バレリー・ファリス
1970年代後半、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校在学中に、後に夫となるジョナサン・デイトンに出会い、結婚後は夫婦で映像制作を行う。80~90年代にはレッド・ホット・チリ・ペッパーズをはじめ数々のアーティストのミュージックビデオやドキュメンタリーを監督、2度のグラミー賞に輝いた。98年にCM制作会社を設立し、アップル、AT&T、ソニーなど大企業のCMを手がける。06年、夫婦でメガホンをとった初の長編映画「リトル・ミス・サンシャイン」が全米でロングランヒットし、アカデミー賞では4部門にノミネート、脚本賞(マイケル・アーント)と助演男優賞(アラン・アーキン)を受賞した。その後、ラブストーリー「ルビー・スパークス」(12)や、実話をもとにしたスポーツドラマ「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」(18)を夫婦で監督した。