ジャン=マルク・ステーレ : ウィキペディア(Wikipedia)
ジャン=マルク・ステーレ(Jean-Marc Stehlé、1941年 - )は、スイスの舞台美術家、俳優である。フランスでも多く活動している。
人物・来歴
1941年(昭和16年)、スイスのジュネーヴ州ジュネーヴで生まれる#外部リンク欄、インタヴュー記事「Jean-Marc Stehlé, l'expérience des extrêmes」リンク先の記述を参照。。ジュネーヴ装飾美術学校を卒業する。
1963年(昭和38年)、22歳のころから、40年にわたり、スイスのフランス語圏で舞台美術家として活動している。ミシェル・シモンの子息のフランソワ・シモン、シャルル・アポテロス、ベノ・ベッソン、ロジェ・ブラン、マチアス・ラングホフといった名だたる演出家の舞台を設計した。
1980年(昭和55年)、39歳のころ、ベルナール・トゥブラン=ミシェル監督によるフランスのテレビ映画『La Grotte aux loups』に俳優として出演、以降、映画俳優としての活動が増える。1985年(昭和60年)、44歳のころ、フランシス・ロイセール監督の『デルボランス』(Derborence)で映画の美術を初めて手がけ、出演もした。
2010年(平成22年)公開のジャン=リュック・ゴダールの映画『ゴダール・ソシアリスム』に出演しているInternet Movie Databaseの「Jean-Marc Stehlé」の項、およびワイルド・バンチによる公式サイト「Socialisme」の記述を参照。2009年7月18日閲覧。。
おもなフィルモグラフィ
- La Grotte aux loups 監督ベルナール・トゥブラン=ミシェル、1980年 - 出演
- Polenta 監督マヤ・シモン、1982年 - 出演
- 『デルボランス』 Derborence 監督フランシス・ロイセール、1985年 - 出演・美術
- 『ロミュアルドとジュリエット』 Romuald et Juliette 監督コリーヌ・セロー、1989年 - 出演・美術
- L'ombre du doute 監督アリーヌ・イセルマン、1993年 - 出演
- 『王妃マルゴ』 La reine Margot 監督パトリス・シェロー、1994年 - 出演
- 『女はみんな生きている』 Chaos 監督コリーヌ・セロー、2001年 - 出演
- 『イザベル・アジャーニの惑い』、監督ブノワ・ジャコ、2002年
- 『ボン・ヴォヤージュ』 Bon voyage 監督ジャン=ポール・ラプノー、2003年 - 出演
- 『チャーリーとパパの飛行機』 L'avion 監督セドリック・カーン、2005年 - 出演
- 『マリー・アントワネット』 Marie Antoinette 監督ソフィア・コッポラ、2006年 - 出演
- Call Me Agostino 監督クリスティーヌ・ロラン、2006年 - 出演
- 『ゴダール・ソシアリスム』、監督ジャン=リュック・ゴダール、2010年
関連事項
- ジュネーヴ装飾美術学校 ([[:fr:l'Ecole des Arts décoratifs de Genève]])
- ミシェル・シモン ([[:fr:Michel Simon]])
- フランソワ・シモン ([[:fr:François Simon (acteur)]])
- シャルル・アポテロス([[:fr:Charles Apothéloz]])
- ベノ・ベッソン([[:en:Benno Besson]])
- ロジェ・ブラン([[:en:Roger Blin]])
- マチアス・ラングホフ([[:fr:Matthias Langhoff]])
註
外部リンク
- Jean-Marc Stehlé, l'expérience des extrêmes - インタヴュー記事(仏語、2007年5月29日)
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2021/03/08 12:16 UTC (変更履歴)
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.