ロバート・スターリング : ウィキペディア(Wikipedia)

ロバート・スターリング(Robert Sterling、1859年1月1日-1917年10月16日)は、英国聖公会宣教協会の宣教師、医者。

経歴

イングランドのノーサンバーランド出身。1883年ダラム大学神学修士、1892年ニューカッスル大学医学士。

1884年聖職を授任され、ノーサンバーランド各地で副牧師(curate)として活動する。1893年英国聖公会宣教協会加入後ガザに派遣され、約20年間同地を中心に宣教活動や医療、教育に携わった。1906年-1914年聖ジョージ大聖堂名誉キャノン(Honorary Canon)。

第一次世界大戦勃発に伴い、当時敵対するトルコ領であったパレスチナを離れるが、その後王立陸軍医療軍団に志願し、エジプト駐留を経てパレスチナの諜報機関に転任する。1917年、傷病兵として送還されウェストミンスターにて死去。ゴスフォースに葬らる。

著作

書籍

寄稿

関連人物

  • Eugene Stock(1836-1928)英国聖公会宣教協会の海外宣教活動のHistory of the Church Missionary Societyの執筆で知られる。同書にはガザで活動中のスターリングへの言及あり。
  • Sydney Gould(1869-1938)カナダ出身の宣教師、後Missionary Society of the Church of England in CanadaのGeneral Secretary。スターリングと同時期にガザに派遣 。

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2020/05/04 09:58 UTC (変更履歴
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