山本英史 : ウィキペディア(Wikipedia)

山本 英史(やまもと えいし、1950年 - )は、日本の中国史学者、慶應義塾大学名誉教授。中国明清史、近代農村社会史を専門。博士(文学)(東京大学・2007年)。

来歴

滋賀県生まれ。1973年慶應義塾大学文学部卒、1976年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1979年同大学博士課程単位取得満期退学。2007年「清代中国の地域支配」で東京大学より博士(文学)の学位を取得。山口大学人文学部専任講師、同大学助教授を経て、慶應義塾大学文学部助教授に就任し、1996年同大学教授となる。2016年、定年退職し、同大学名誉教授となった。2018年-2024年、中国南開大学特聘教授を務めた。

著書

  • 『現代中国の履歴書』慶應義塾大学出版会、2003
  • 『清代中国の地域支配』慶應義塾大学出版会、2007
  • 『中国の歴史』河出書房新社、2010
  • 『赴任する知県』研文出版、2016
  • 『郷役と溺女』汲古書院、2021

共編著

  • 『伝統中国の地域像』編著 慶應義塾大学出版会、2000 慶應義塾大学地域研究センター叢書
  • 『近世の海域世界と地方統治』編 汲古書院、2010 東アジア海域叢書
  • 『伝統中国判牘資料目録』三木聰、高橋芳郎共編 汲古書院、2010
  • 『近代中国の地域像』編 山川出版社、2011 慶應義塾大学東アジア研究所叢書

翻訳

  • J.スペンス『ある農婦の死 十七世紀、中国の現実と夢幻世界』平凡社、1990
  • 黄仁宇『中国マクロヒストリー』東方書店、1994

参考

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/16 00:27 UTC (変更履歴
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