八木昌子
父は劇作家・脚本家の八木隆一郎。1961年に俳優座養成所を第10期生として卒業し、文学座に研究生として入座。62年、「女の一生」で初舞台を踏み、64年から座員として舞台「十三夜」(65、74)や「華岡青洲の妻」(70)、「雨空」(83)、「唐人お吉ものがたり」(92)、「苺の香り」(05)などに出演。映画出演作には「泥の河」(81)や「男はつらいよ 拝啓車 寅次郎様」(94)などがあり、そのほかNHK連続テレビ小説「はね駒」(86)、同大河ドラマ「翔ぶが如く」(90)などにも出演した。15年9月13日、誤嚥(えん)性肺炎のため77歳で死去した。夫は文学座演劇部の俳優の林秀樹。