真夏竜
1974年、特撮ドラマ「ウルトラマンレオ」の主人公おゝとりゲン役に大抜てきされ、主題歌や挿入歌も担当し、子どもから大人まで広く人気を集める。以降、映画「別れぬ理由」や「トットチャンネル」(ともに87)、NHKの「真田太平記」(85~86)や「徳川家康」(88)などに出演。その後、俳優業を一時休止し、TVアニメのプロデューサー業に専念したが、96年のNHK大河ドラマ「秀吉」で俳優業に復帰した。その後は大河ドラマ「徳川慶喜」(98)や、TBS系の昼のドラマ「キッズウォー」シリーズ(99~03)などに出演するほか、舞台作品にも出演し、声優としても活動。09年に映画「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」にウルトラマンレオの声優を務めた他、「ウルトラマン」45周年記念映画「ウルトラマンサーガ」(12)ではおおとりゲン役を演じ、河崎実監督の特撮パロディ映画「アウターマン」(15)にも出演した。05年に設立した「真夏座」では民話の語り手として文化継承にも注力している。