ジョン・リドリー
映画・TVドラマの脚本をはじめ、小説やグラフィックノベルの原作、戯曲、エッセイなど多ジャンルで執筆を行う。ニューヨーク大学卒業後、スタンダップコメディアンとして活動を始め、その後作家に転身。93年にシットコムの脚本家としてデビューする。以降、TVドラマの脚本を執筆するかたわら、97年に処女小説「ネヴァダの犬たち」を出版。同作は、「Uターン」(97)というタイトルでオリバー・ストーン監督によって映画化され、リドリー自身が脚色を手がけた。また、自身の脚本「コールド・ハート」(97・日本劇場未公開)では監督に初挑戦した。原案を手がけた「スリー・キングス」(99)、原案・脚本を担当した「アンダーカバー・ブラザー」(02)などを経て、製作総指揮も兼ねた「それでも夜は明ける」(13)で、アカデミー脚色賞を初ノミネートにして受賞した。続くジミ・ヘンドリックスの少年時代を描いた「オール・イズ・バイ・マイ・サイド(原題)」で再びメガホンをとっている。その他、TVシリーズ「サード・ウォッチ」(99~04)では制作に携わった。