ク・ビョンモ : ウィキペディア(Wikipedia)

ク・ビョンモ(具竝模、、1976年 - )は、韓国の女性小説家。本名はチョン・ユギョン()。

経歴

ソウル生まれ。慶熙大学校国語国文学科卒業。編集者を経て、2008年、長編小説『ウィザード・ベーカリー』でチャンビ青少年文学賞を受賞し、作家活動を始める。

ほかに長編小説『一さじの時間』『えら』『破果』『バード・ストライク』、短編集に『それが私だけではないことを』(今日の作家賞、ファン・スンウォン新進文学賞受賞)、『赤い靴党』『ただ一つの文章』など。

リアリズム小説、SF、ファンタジーなど、ジャンルを超越した多彩な作品を発表し続けている。

邦訳作品

単行本

  • 『四隣人の食卓』小山内園子訳、書肆侃侃房、韓国女性文学シリーズ、2019年10月
  • 『破果』小山内園子 訳、岩波書店、2022年12月
  • 『破砕』小山内園子 訳、岩波書店、2024年6月

アンソロジー

  • 「ハルピュイアと祭りの夜」in『ヒョンナムオッパヘ:韓国フェミニズム小説集』白水社、2019年2月

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/06/22 06:27 UTC (変更履歴
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