ジェフ・ギブス : ウィキペディア(Wikipedia)
ジェフ・ギブス(Jeff Gibbs, 1980年8月4日 - )は、アメリカ合衆国のプロバスケットボール選手、指導者。ポジションはパワーフォワード/センター。B.LEAGUE・越谷アルファーズ所属。
来歴
オターバイン大学を卒業後、2004年よりドイツでプレー。
2010年に来日し、JBLのトヨタ自動車アルバルク(現Bリーグ・アルバルク東京)に入団。トヨタにはJBLとNBLあわせて6シーズン在籍し、JBL2012-13シーズンとNBL2015-16シーズンのリーグベスト5を受賞。また2014-15シーズンと2015-16シーズンは2シーズン連続でNBLのスティール数1位のタイトルを獲得した。全日本総合選手権でも2014年にベスト5を受賞。
2016年8月、B.LEAGUE1部の栃木ブレックスに移籍。
2021年、B3の長崎ヴェルカに移籍。 入団発表の際には事前に「重大発表あり」と予告されていた。 2021-22シーズンはフリースロー成功率がリーグ3位になるなど活躍し、年間ベスト5を受賞するなど、チームのB3優勝・B2昇格に貢献した。
2023-24シーズンは、長崎ヴェルカのサポートコーチに就任すると発表になった。選手登録はされないが、選手として引退するかどうかは未定としていた。10月20日、長崎ヴェルカとのサポートコーチ契約を双方合意の上解除し、同日付でジェームズ・マイケル・マカドゥーの怪我で急遽補強が必要となったサンロッカーズ渋谷と選手契約をした長崎ヴェルカの屋台骨 ジェフ・ギブス コーチが「現役復帰」移籍先はサンロッカーズ渋谷 FNNプライムオンライン 2023年10月20日。2024年5月14日に契約満了となった。
2024年7月3日に越谷アルファーズと契約を結んだ。10月3日、2024-25シーズン終了をもって現役引退することを発表した。
個人成績
レギュラーシーズン
|- | align="left" | JBL 2010-11 | align="left" | トヨタ |36||0||20.4||.530||.125||.695||8.9||1.3||0.9||0.6||1.4||11.3 |- | align="left" style="background-color:#afe6ba; border: 1px solid gray" | JBL 2011-12 | align="left" | トヨタ |42||6||20.3||.583||.500||.729||8.1||1.7||1.7||0.6||1.7||12.8 |- | align="left" | JBL 2012-13 | align="left" | トヨタ |39||3||20.2||.551||.357||.789||8.7||1.6||1.3||0.5||1.3||13.1 |- | align="left" | NBL 2013-14 | align="left" | トヨタ | 52 ||47 || 25.6 || .575 || .433 || .766 || 10.4 || 1.9 || 1.9 || 1.2 || 1.3 || 17.7 |- | align="left" | NBL 2014-15 | align="left" | トヨタ | 50 || 17 || 22.9 || .571 || .284 || .815 || 8.9 || 2.2 || 2.2 || 0.6 || 1.2 || 16.3 |- | align="left" | NBL 2015-16 | align="left" | トヨタ | 54 || 48 || 26.3 || .523 || .393 || .799 || 9.2 || 2.9 || 2.0 || 0.7 || 1.6 || 14.9 |- | align="left" style="background-color:#afe6ba; border: 1px solid gray" | B1 2016-17 | align="left" | 栃木 | 55 || 2 ||20.5 || .513 || .180 ||.820 || 8.0 ||1.7 ||1.3 || 0.8 || 1.3 ||11.7 |- | align="left" | B1 2017-18 | align="left" | 栃木 | 35 || 29 || 21:54 || .492|| .294|| .822|| 7.0 || 1.9 || 1.6 || 0.5 || 1.5 || 12.3 |- | align="left" | B1 2018-19 | align="left" | 栃木 | 53 || 53 || 28:35 || .498 || .283 || .785 || 9.7 || 3.9 || 2.1 || 0.5 || 1.1 || 13.9 |- | align="left" | B1 2019-20 | align="left" | 宇都宮 | 31 || 29 || 24:25 || .500 || .383 || .860 || 8.2 || 3.1 || 1.2 || 0.4 || 1.2 || 11.8 |- | align="left" | B1 2020-21 | align="left" | 宇都宮 | 60 || 7 || 19:49 || .481 || .203 || .790 || 6.2 || 2.2 || 1.1 || 0.3 || 1.1 || 9.1 |- | align="left" style="background-color:#afe6ba; border: 1px solid gray" | B3 2021-22 | align="left" | 長崎 |45||2||19.8||.561||.379||.854||7.2||2.8||1.8||0.3||1.3||12.8 |- | align="left" | B2 2022-23 | align="left" | 長崎 |48||20||22:13||.431||.310||.801||7.3||3.8||1.5||0.4||1.9||12.6 |- | align="left" | B1 2023-24 | align="left" | SR渋谷 |56||27||24:08||.472||.206||.831||6.6||1.2||1.2||0.3||1.1||8.1 |- |}
ポストシーズン
|- | align="left" style="background-color:#afe6ba; border: 1px solid gray" | B1 2016-17 CS | align="left" | 栃木 |6||1||22:08||.548||.250||.762||7.2||2.8||1.0||0.7||1.2||14.3 |- | align="left" | B1 2017-18 CS | align="left" | 栃木 |2||2||23:55||.476||.333||.857||9.5||2.5||1.0||1.0||1.0||13.5 |- | align="left" | B1 2018-19 CS | align="left" | 栃木 |4||4||30:05||.476||.000||.615||9.0||4.3||3.3||0.0||2.0||12.0 |- | align="left" | B1 2020-21 CS | align="left" | 宇都宮 |7||0||21:23||.480||.571||.700||4.1||1.7||1.6||0.0||1.6||8.4 |- | align="left" | B2 2022-23 PO | align="left" | 長崎 |6||0||20:41||.533||.545||.714||5.7||3.3||2.2||0.3||2.7||10.7 |- |}
アーリーカップ
|- | align="left" | EC 2018 | align="left" | 栃木 |2||2||26:31||.333||.000||1.000||11.5||2.5||0.5||0.0||1.0||10.0 |- |}
プレースタイル
80〜90年代にNBAで活躍したチャールズバークレーに例えられるように、身長は高くないが、フィジカルを活かしたプレーが得意な選手。ローポストからダックインしてのシュート、ミドルレンジからのジャンプシュートが主な攻撃。またリバウンドにも強く他の大型PFにも競り負けない。そして、ギブスの最大の特徴であるウィングスパンの長さを活かしたスティールが相手にとって脅威であり、現在のB.LEAGUEでもトップクラスにある。
関連項目
- アメリカ合衆国のバスケットボール選手一覧
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/11/18 00:31 UTC (変更履歴)
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