爪切男 : ウィキペディア(Wikipedia)

爪 切男(つめ きりお、1979年 - )は日本の小説家。香川県生まれ。男性。

経歴

父親がアマチュアレスリングの元選手だったため、格闘技が身近な環境で育つ。また父親の仕事の関係でCDのサンプル盤をよく手に入れており、高校時代はミュージシャン志望だった。九州の大学を卒業後、派遣社員として働き、佐世保市、中野区、渋谷区などに住んだ。

こだまや乗代雄介らとともに文芸同人誌「なし水」を創刊し、文学フリマに参加。

2018年、「日刊SPA」での連載を大幅に加筆修正した『死にたい夜にかぎって』でデビュー。

著書

  • 『死にたい夜にかぎって』扶桑社 2018、扶桑社文庫 2019
  • 『もはや僕は人間じゃない』中央公論新社 2021
  • 『働きアリに花束を』扶桑社 2021
  • 『クラスメイトの女子、全員好きでした』集英社 2021

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/05/15 19:38 UTC (変更履歴
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