古屋亜南 : ウィキペディア(Wikipedia)

古屋 亜南(ふるや あなん、8月9日 - )は、日本の男性声優。山梨県甲斐市出身。クレイジーボックス所属。

来歴

東海大学付属甲府高等学校を卒業後、日本ナレーション演技研究所に通い始めた。同所に通い始めてから1年弱ほどで、クレイジーボックス所属となる。2021年に「ガンダムシリーズ」のゲームのキャラクターで初めてオーディションに合格し、同年から声優としての活動を開始。

2023年、テレビアニメ『オーバーテイク!』の主人公・浅雛悠役で初主演月刊ニュータイプ 2023年11月号、「古屋亜南インタビュー」 p.28。

人物

特技は絵を描くことで、趣味はピアノ。絵についてはテレビ出演時に披露している。

祖父が『機動戦士ガンダム』のファンで、4歳頃から、祖父によってガンダムのビデオ(VHS)を見せられて育ち、自身もガンダムファンとなった『アニゲー☆イレブン!』 第415回「古屋亜南登場!注目若手声優のガチすぎる特技とは?」(2023年11月10日放送)。祖父に『機動戦士ガンダム』を見せられてからしばらくはガンダムに触れる機会はなかったものの、小学生の頃に『機動戦士ガンダム00』(2007年 - 2009年)が始まり、それがガンダムにのめり込むきっかけになったと述べている。そして、「ガンダムに乗りたい」という思いから声優という職業を意識するようになったガンダムエース 2022年6月号、「福井晴敏×古屋亜南 『機動戦士ムーンガンダム』アニメ対談」 pp.30–33。

高校在学時には映像や舞台俳優、モデルなどにも憧れを抱いていた。高校時代までに放送部や演劇部など声を使ったり演技をしたりしたという経験はなく、基礎ができていなかったため、養成所ではストレッチなどのトレーニングや発声練習を繰り返した。地元の山梨県から都内の養成所に通うようになってから、上記したように1年弱という短期でクレイジーボックス所属となったが、オーディションには受からず、養成所通いが続いた。そうした中でも辛さや焦りはなく、「今を乗り越えれば良い結果につながるはず」と前向きに捉えていたという。

古屋はデビュー当初の仕事は単独での収録ばかりで、共演者と会話の掛け合いをする機会がなかったという。初主演した『オーバーテイク!』では小西克幸をはじめとする共演者たちと一緒に収録することになり、小西が自然体で(役に合った)脱力感のある芝居をし、他の共演者たちも同様にキャラクターとして自然体で会話をしている様子を目の当たりにして、そうした芝居に大きな影響を受けたと述べている。

出演

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

劇場アニメ

  • 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年)
  • ヤマトよ永遠にREBEL3199(島次郎)

Webアニメ

  • LUPIN ZERO(2022年)

ゲーム

吹き替え

  • ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(スリザリン男子)

テレビ番組

※はインターネット配信。

  • 「オーバーテイク!」振り返りトークスペシャル(2023年、YouTube・TROYCA CHANNEL※)

出典

参考資料

雑誌 / ムック
  • 『月刊ニュータイプ』()
  • 『ガンダムエース』

外部リンク

  • 古屋亜南 - クレイジーボックスによる公式プロフィール

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/06/07 13:33 UTC (変更履歴
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