汐見夏衛 : ウィキペディア(Wikipedia)
汐見 夏衛(しおみ なつえ)は、日本の小説家。鹿児島県出身、愛知県在住 。
経歴・人物
愛知県で高校の国語教師として勤務を始めて3年ほど経ち、仕事にも慣れてきた頃、ケータイ小説を書いている知人を通じて、ケータイ小説サイト「野いちご」に出会う 。2013年頃から趣味として休日に小説の執筆をスタートし、2016年7月に『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(スターツ出版文庫)でデビュー。
2017年3月には、「野いちご」にて開催された小説コンテストで『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』が「野いちご大賞」を受賞し、同年6月にスターツ出版から刊行された。
『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』は2023年9月に、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は同年12月に映画化・公開された。
高校教師としての経験をもとに、悩み疲れた心を解きほぐす作品を目指して、執筆活動をしている。
作品リスト
書籍
- あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2016年7月、〈スターツ出版文庫〉/ 2023年6月、スターツ出版〈単行本〉)
- 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく(2017年6月、スターツ出版〈単行本〉/ 2020年5月、〈スターツ出版文庫〉)
- だから私は、明日のきみを描く(2018年1月、スターツ出版〈単行本〉/ 2020年11月、〈スターツ出版文庫〉)
- 海に願いを 風に祈りを そして君に誓いを(2018年8月、〈スターツ出版文庫〉
- まだ見ぬ春も、君のとなりで笑っていたい(2019年2月、スターツ出版〈単行本〉/ 2021年4月、〈スターツ出版文庫〉)
- 僕の永遠を全部あげる(2019年4月、一迅社〈単行本〉)
- 明日の世界が君に優しくありますように(2019年6月、スターツ出版〈単行本〉/ 2021年9月、〈スターツ出版文庫〉)
- 君はきっとまだ知らない(2019年12月、スターツ出版〈単行本〉/ 2022年4月、〈スターツ出版文庫〉)
- ないものねだりの君に光の花束を(2020年6月、KADOKAWA〈単行本〉)
- あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。(2020年12月、〈スターツ出版文庫〉)
- さよなら嘘つき人魚姫(2021年1月、一迅社〈単行本〉)
- あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2021年5月、スターツ出版〈野いちごジュニア文庫〉)
- 雨上がり、君が映す空はきっと美しい(2021年10月、スターツ出版〈単行本〉)
- 真夜中の底で君を待つ(2021年10月、〈幻冬舎文庫〉)
- 臆病な僕らは今日も震えながら(2021年12月、〈実業之日本社文庫〉)
- 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく 上(2022年8月、スターツ出版〈野いちごジュニア文庫〉)
- 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく 下(2022年8月、スターツ出版〈野いちごジュニア文庫〉)
- たとえ祈りが届かなくても君に伝えたいことがあるんだ(2023年3月、KADOKAWA)
- だから私は、明日のきみを描く(2023年7月、スターツ出版〈野いちごジュニア文庫〉)
- 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく 〜Another Stories〜(2023年7月、〈スターツ出版文庫〉)
- さよならごはんを今夜も君と(2023年8月、〈幻冬舎文庫〉)
アンソロジー作品
「」内が著者の作品。
- 「君のかけらを拾いあつめて」 - きみに、涙。 スターツ出版文庫 7つのアンソロジー①(2019年4月、〈スターツ出版文庫〉)に所収。
- 「うそつきラブレター」 - 卒業 桜舞う春に、また君と(2022年2月、〈スターツ出版文庫〉)に所収。
- 「だれか教えて、生きる意味を 」 - わたしを変えた夏(2022年7月、〈スターツ出版文庫〉)に所収。
- 「君の傷痕が知りたい」 - 君の傷痕が知りたい(2022年10月、〈スターツ出版文庫〉)に所収。
- 「ポテトチップス恋愛論」 - 5分後に世界が変わる 5分ですき間読書シリーズ(2023年7月、〈スターツ出版文庫〉)に所収。
- 「彼の秘密とわたしの秘密」 - 青に沈む君にこの光を(2023年11月、〈スターツ出版文庫〉)に所収。
メディア展開
漫画化作品
- 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく(作画)柚木ウタノ(2018年2月、集英社〈りぼんマスコットコミックス〉)
- 「野いちご大賞」 受賞作として、りぼん増刊号にてコミカライズが決定され、 柚木ウタノ作画により、2017年「夏の大増刊号 りぼんスペシャル バニラ」に前編、「夏の大増刊号 りぼんスペシャル ミント」に後編が掲載された。
- あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(作画)マツセダイチ(2022年7月 - 9月、KADOKAWA〈電撃コミックスNEXT〉)
- 「電撃コミック レグルス」(2021年9月17日 - 2022年7月15日)
- さよなら嘘つき人魚姫(作画)杏堂まい(2023年4月 - 2024年1月、一迅社〈comic POOL〉)
- 「comic POOL」2022年8月19日 - 2023年12月29日。
映画化作品
- 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく(2023年9月1日、配給:アスミック・エース、監督:酒井麻衣、主演:白岩瑠姫〈JO1〉と久間田琳加)
- あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年12月8日、配給:松竹、監督:成田洋一、主演:福原遥と水上恒司)
受賞
- 第1回野いちご大賞
出典
関連項目
- 日本の小説家一覧
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/05 23:33 UTC (変更履歴)
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