セリーヌ・ソン
韓国出身で、両親はともに芸術家。12歳のとき、家族とともにカナダのオンタリオ州マーカムに移住する。クイーンズ大学で心理学と哲学を学んだ後、2014年にニューヨークのコロンビア大学で劇作により芸術修士号を取得。
その後、劇作家として本格的に活動を始め、19年、戯曲「Endlings」が米国の劇場で上演されて注目を集め、オフブロードウェイでも上演される。
Amazonのドラマシリーズ「ホイール・オブ・タイム」(21)のスタッフライターとしてTVドラマの脚本を初めて執筆し、映画監督・脚本デビュー作となった半自伝的作品「パスト ライブス 再会」(23)はサンダンス映画祭でプレミア上映されるや高い評価を得、アカデミー作品賞と脚本賞にもノミネートされた。米国在住。