増田浩 : ウィキペディア（Wikipedia）

増田浩（ますだひろし、1935年4月25日 - ）は、和歌山県出身の元プロ野球選手（内野手）。

来歴・人物

向陽高では1953年夏の甲子園県予選を勝ち抜くが、紀和大会決勝で御所実に敗れ、甲子園出場を逸する「全国高等学校野球選手権大会70年史」朝日新聞社編 1989年。

高校卒業後は、社会人野球の鐘淵化学に進む。1955年の都市対抗野球では中心打者として活躍、全鐘紡との決勝でも本塁打を放つが敗退、準優勝にとどまる「都市対抗野球大会60年史」日本野球連盟毎日新聞社 1990年。

に阪急ブレーブスへ入団。新人ながら正三塁手・藤井道夫の控えとして守備固めにしばしば起用され108試合に出場する。翌は三塁手の定位置を人見武雄と争う。その後も三塁手・二塁手の準レギュラー格として活躍するが、オフに自由契約となる『日本プロ野球トレード大鑑』88頁。

は読売ジャイアンツでプレー。国鉄に放出された土屋正孝の後釜を巡って、藤本伸・塩原明らと二塁手のレギュラーを競うが、45試合の出場で打率.161に終わり、同年限りで現役を引退した。