リリー・グラッドストーン
米モンタナ州の先住民保留地で生まれ育ち、後にワシントンのシアトルに移る。子どもの頃から俳優に憧れ、シアトルでは非営利の演劇団体に所属して舞台や学生映画に出演。モンタナ大学で演技と映画制作を学び、優秀な成績で2008年に卒業する。「Winter in the Blood」(13)で映画に初出演。
ケリー・ライカート監督の群像劇「ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択」(16)の助演で高い評価を得て、2020年にはライカート監督作「ファースト・カウ」(20)にも出演した。
レオナルド・ディカプリオと共演したマーティン・スコセッシ監督の西部劇サスペンス「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」(23)でゴールデングローブ賞最優秀主演女優賞を受賞、アカデミー主演女優賞にもノミネートされた。舞台俳優としても活躍している。