淡梨 : ウィキペディア(Wikipedia)

淡梨(たんり、1997年8月10日 - )は、日本の男性モデル、俳優。兵庫県神戸市出身。

2020年5月29日付でBELLONA MODEL AGENCYを退所し、6月10日付で有限会社ジャングル所属。

人物

モデル業を中心に活動するほか、俳優として映画作品にも出演。2019年、松竹ブロードキャスティングのオリジナル映画製作プロジェクト第7弾のオーディションに合格し、映画『スペシャルアクターズ』にカルト教団の教祖役として出演している。

モデル、俳優活動以外に制作活動も行っている。イラストを得意として高校生時代にはアートフェス「PHOTOJAM」に参加。卒業後は東京造形大学造形学部デザイン学科映画・映像専攻領域に在学し、2018年には日本映画大学、日本大学藝術学部との3大学の学生による短編映画『青曜日』の制作に携わり、マエダカヅキ名義で監督・脚本を務めた。同作は「Motion Gallery」でクラウドファンディングプロジェクトを立ち上げ、目標金額に到達している。その他、2018年8月に「やりなげアートブックフェア」に参加したり、大学の必修授業の課題として短編映画『今日もどこかで起きるそれなりの事件』を制作したりなどしている。

中学生の頃に邦画にはまりだした。普段はお調子者な性格だという。

評価

  • 映画監督の上田慎一郎は、一度見たら忘れられない独特な顔立ちと出で立ち、オーラ、そして若者が胸に抱える青さと焦燥を持っていると評価し、彼にしか演じられないとして『スペシャルアクターズ』の怪しげな教祖役に淡梨を抜擢した。
  • 共同通信社記者の宮崎晃は劇中での淡梨について、ユニセックスな印象で、移ろい、気を引く雰囲気があると評している。
  • お笑いコンビ・宮下草薙の宮下兼史鷹からは『スペシャルアクターズ』についての感想を語る際、『少林サッカー』にも出演した香港俳優のチャン・クォックァンに少し似ていて、顔が好みであると語られ、「また何か別の作品に出てほしいです」「淡梨さん、次来るんじゃないですか」と今後の活躍に期待を寄せられている。

出演

映画

  • スペシャルアクターズ(2019年10月18日公開、松竹、監督:上田慎一郎) - 大和田多磨瑠 役
  • アリスの住人(2021年12月4日公開、監督:澤佳一郎) - 前野賢治 役
  • エッシャー通りの赤いポスト(2021年12月25日公開、監督:園子温
  • 神は見返りを求める(2022年6月24日公開、監督:吉田恵輔) - カビゴン 役
  • 笑いのカイブツ(2024年1月5日公開、監督:滝本憲吾

テレビドラマ

  • 青きヴァンパイアの悩み 第5話 - 最終話(2021年3月3日 - 29日、TOKYO MX) - 先輩ヴァンパイア 役
  • 武士スタント逢坂くん! 第4話(2021年8月17日〈16日深夜〉、日本テレビ) - ぺぺろんちいの茂助 役
  • しもべえ 第5話(2022年2月25日、NHK総合)- 桐島 役

オリジナルビデオ

  • 心霊スパイラル001(2018年、アムモ98)

舞台

  • 制作「山口ちはる」プロデュース 「川澄くんの恋人」(2020年9月3日 - 6日、下北沢スターダスト) ※Aチーム出演

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  • OYO LIFE 暮らしに新しい選択肢を(初めての一人暮らし・シェアハウス解散・エリアお試し編)(2020年7月)

作品

短編映画

  • 青曜日(2018年) - 監督・脚本
  • 今日もどこかで起こるそれなりの事件(2018年) - 大学内制作
  • of down Morpho(2019年) - 監督・脚本

MV

  • ザ・リーサルウェポンズ「シェイキン月給日」(2019年)

出典

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/04/04 16:53 UTC (変更履歴
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