五藤利弘 : ウィキペディア(Wikipedia)
五藤 利弘(ごとう としひろ、1968年 - )は、日本の脚本家、映画監督。
略歴
新潟県長岡市出身。新潟県立長岡向陵高等学校を経て大学在籍中より自主映画の製作・脚本・演出・上映を続ける。
2008年、自身の出身地である新潟県中越地方を舞台とした作品『モノクロームの少女』の企画・監督・脚本を手がけた。 撮影監督は『LOFT』『叫』など、映画監督の黒沢清と組んだ芦澤明子。
2010年9月から10月にかけ、前作同様に新潟県長岡市栃尾地区で主な撮影が行われた映画『ゆめのかよいじ』の監督を務める。 同作品は前作同様に芦澤明子が撮影監督を務めた。石橋杏奈と竹富聖花がダブル主演。
2011年3月18日より27日まで開催の第3回沖縄国際映画祭上映の短編映画『雪の中のしろうさぎ』の脚本・監督を務める。 主演はフットボールアワーの岩尾望と石橋杏奈。
監督作品
- 聖・美少女フィギュア伝(2006年) - 兼脚本
- モノクロームの少女(2009年) - 兼脚本・企画
- 雪の中のしろうさぎ(2011年) - 兼脚本
- ゆめのかよいじ(2012年) - 兼脚本
- フェルメールの憂鬱(2012年) - 兼脚本
- 青春Hシリーズ スターティング・オーヴァー(2013年) - 兼脚本
- 青春Hシリーズ 愛こそはすべて(2014年) - 兼脚本
- ゆめはるか(2014年) - 兼脚本
- 花蓮〜かれん〜(2015年) - 兼脚本
- レミングスの夏(2017年) - 兼脚本
- 美しすぎる議員(2019年) - 兼脚本・企画・編集
- おかあさんの被爆ピアノ(2020年) - 兼脚本・企画・編集
- ほうきに願いを(2021年)- 兼脚本・編集
- 日光物語(2022年)- 兼脚本・企画・編集
- 夜風に吹かれて 〜もうひとつの日光物語〜(2023年)- 兼脚本・企画・編集
- 五藤利弘監督作品短編集
富士山・河口湖映画祭のグランプリ作品の映像化。
- 鐘楼のふたり(2011年)
- ジョフクの恋(2012年)
- ブーケ 〜a bouquet〜(2013年)
- 春待ちかぼちゃ(2018年)
外部リンク
- 協同組合日本シナリオ作家協会
- 映画「モノクロームの少女」スタッフ - 略歴および作品紹介
- 監督・脚本作「レミングスの夏」が函館港イルミナシオン映画祭にて「第1回 オーディエンス・アワード(観客賞)」グランプリを受賞
- 企画・監督・脚本作「おかあさんの被爆ピアノ」が第38回日本映画復興奨励賞を受賞
- 企画・監督・脚本作「おかあさんの被爆ピアノ」海外タイトル「HIROSHIMA PIANO」が2022年9月開催のロサンゼルス日本映画祭で平和賞を受賞
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/07 13:41 UTC (変更履歴)
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