Hikaru : ウィキペディア(Wikipedia)

Hikaru(ヒカル)は、日本の元女子プロレスラー。本名:塩谷 良美(しおや よしみ)。埼玉県越谷市出身。

所属

  • 全日本女子プロレス(1999年)
  • 全日本女子プロレス(2002年 - 2005年)
  • フリー(2005年 - 2006年)
  • プロレスリングSUN→CHICK FIGHTS SUN(2006年 - 2009年)

経歴・戦歴

豊田真奈美に憧れプロレスラーを志し、1999年2月に全日本女子プロレス(全女)に入団。7月11日のフジテレビお台場特設会場における藤井巳幸戦でデビューするが、試合中の怪我がもとで2000年5月に退団。2002年8月、TBSの2003年新春特別番組『さんま・玉緒のお年玉 あんたの夢かなえたろかスペシャル』での街頭インタビューで「あなたの夢はなんですか?」と聞かれ、「もう一度プロレスラーになることです」と答えたことをきっかけに全女に再入団。同年秋にプロテストに合格し、12月に再デビューを果たした。奇跡の復活の道のりは上記の番組で放送され、反響を呼んだ。

再デビュー直後の2003年1月、リングネームを「Hikaru」に改名。2004年11月、西尾美香を破り、全女の二大シングル王座の一つであるオールパシフィック王座を奪取した。同年12月より、「PRIDE」で知られるドリームステージエンターテインメントが主催するプロレスイベント「ハッスル」に野球選手キャラクターの「ハッスルなでしこHikaru」として参戦している。

2005年2月、ライオネス飛鳥とのオールパシフィック王座防衛戦中に左足首を骨折。さらに療養欠場中の4月17日に全女が解散する不運に見舞われるが、6月に先輩の高橋奈苗とマネジメント事務所「フラッシュ7」を設立し、9月10日には豊田真奈美戦で復帰し、フラッシュ7に前村早紀が合流しドリームキャッチャーを結成した(その後ドリームキャッチャーはプロレスリングSUNとして団体化)。

2006年4月2日、女帝興行で闘獣牙Leonを破り、第2代NSG王座、2007年1月14日、髪の毛を賭けた試合でウェズナー・ビュージックを破り、EWA世界女子王座を獲得。

2008年12月、ZERO1-MAX新宿大会にて、2009年4月に同じくCHICK FIGHTS SUN所属の前村さきとともに引退することを発表。

2009年1月1日の後楽園ホール大会において、リング上で新日本プロレス(当時)の金本浩二との結婚を発表し新日本プロレス金本とHikaruが結婚、元旦興行のリングで発表=ZERO1 スポーツナビ 2009年1月1日、1月13日に入籍した新日本・金本とHikaruが幸せいっぱい結婚会見 スポーツナビ 2009年1月19日。

2009年4月26日、CHICK FIGHTS SUN最終興行「SUN SET 〜Hikaru・前村さき FINAL〜」が開催され、現役を引退したChick Fights SUN 「SUN SET 〜Hikaru・前村さき FINAL〜」 スポーツナビ 2009年4月26日。

引退後は家庭に専念していたが、2011年4月1日にアド・インターナショナル・ブレインズ(AIB)に入社しイベント事業部に配属。同社が主催するプロレス興行及びイベントの企画・運営を任されることになり、プロレス界に復帰。第1弾として女子プロレスを中心としたイベント「Happy Hour」を立ち上げる。

2012年に金本と離婚した「3代目タイガーマスク」、凶暴につき逮捕 若妻へのDVなどやりたい放題アエラ 2019年3月2日。

得意技

  • スピアー
  • バックフリップ
  • スパインボム
  • Lanakila-H

タイトル歴

  • オールパシフィック王座
  • 全日本シングル王座
  • 全日本タッグ王座
  • NSG王座
  • EWA世界女子王座
  • HCW世界女子王座

入場テーマ曲

  • 「今まで何度も」/ザ・マスミサイル(通常)
  • 「サウスポー」/ピンク・レディー(ハッスル出場時)

HappyHour!!

  • Hikaruプロデュースにより2011年に旗揚げしたイベント。主催はAIB。興行面でファースト・オン・ステージ、選手面でワールド女子プロレス・ディアナの協力を受けている。
  • 第1回は9月4日に「真夏のHappyHour!!」と題して新木場1stRINGで開催。
  • イベントではプロレスの試合の他、ディアナ興行でも組まれていた清水勝利の「緊急討論 これでいいのかニッポン!!」やミニコンサートなども盛り込まれている。
  • 第3回は2011年12月18日にベルサール六本木で開催予定だったが、主催者側の都合のため延期。
  • 2012年3月デビュー予定だった練習生(21:当時、城西大学在学中)が練習中に倒れ搬送、脳溢血と診断され手術で一命はとりとめたが、容態が急変し亡くなってしまう事件が起きる。死因は急性心不全女子プロレス練習生が死亡 練習中に倒れ帰らぬ人に… スポーツニッポン 2011年12月28日。この死亡事故に関しHikaruから一切の謝罪がなく、告別式以降は連絡も取れないと練習生の遺族が語っているゼロワン「女子プロ練習生死亡事故」遺族が語った「業界の無責任体質」『プロレス 暗黒街』(別冊宝島 1954 ノンフィクション)、宝島社、2013年。
第1試合 Micro's Big Journey 20分1本勝負第1試合 ポップアップ・カーニバル・3WAYマッチ
青野敬子8分12秒ハイキック→体固めミクロ×青野敬子10分12秒ファルコンアロー→体固めミクロ×
もう1人はランジェリー武藤
第2試合 Scramble Generation 30分1本勝負第2試合 JAPAN vs USA・20分1本勝負
豊田真奈美ヘイリー・ヘイトレッド13分12秒ジャパニーズオーシャンクインビーボム→体固め伊藤薫ジェニー・ローズ×山縣優12分18秒日米アニー・ソーシャル×
第3試合 Big or Small? 30分1本勝負第3試合 LEGEND vs NEW FACE・30分1本勝負
仙台幸子13分11秒回転エビ固めジェイミー・D×ダンプ松本14分0秒ラリアット→体固めジェニー・ローズ×
第4試合 Believe The Road 60分1本勝負ダブルメインイベント ZAP伝説再降臨・時間無制限1本勝負
井上京子Sareee15分12秒肩車式バックドロップ→体固めアジャ・コングアンドレアル・マザー×ZAP IZAP T24分45秒ライガーボム→エビ固めSareee×浜田文子
ダブルメインイベント HappyHour EXTRAタッグマッチ・時間無制限1本勝負
×井上京子豊田真奈美16分30秒ダイビング・エルボードロップ→体固めアジャ・コングアンドレアル・マザー

外部リンク

  • - 公式サイト (閉鎖)

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/25 08:11 UTC (変更履歴
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