渡部剛己 : ウィキペディア(Wikipedia)
渡部 剛己(わたべ ごうき、1987年9月25日 - )は、愛知県を拠点として活動する日本の舞台演出家。
体現帝国主宰。2013年から2016年まで演劇実験室◉万有引力に俳優として所属。日本演出者協会会員。
利賀演劇人コンクール2016で、優秀演出家賞を受賞。
来歴
愛知県名古屋市出身。滝高校へ進学。その後、名古屋造形大学アートプロデュースコース在学中に体現帝国を旗揚げして、演出兼俳優として活動する。大学卒業後、体現帝国の活動を休止し演劇実験室◉万有引力に所属する。
現在(2024年1月時点)は、体現帝国にて演出家として活動している。
主な作品
演出
- 2016年7月 - 「近代能楽集・班女」作:三島由紀夫(利賀演劇人コンクール2016)
- 2019年9月 - 「しっぽをつかまれた欲望」作:パブロ・ピカソ(あいちトリエンナーレ2019)
- 2020年1月 - 「障子の国のティンカーベル」作:野田秀樹
- 2022年11月 - 「夢の肉弾三勇士」原作:流山児祥 脚色:鹿目由紀(七ツ寺共同スタジオ50周年記念公演)
- 2023年9月 - 「奴婢訓」作:寺山修司 (寺山修司没後40年記念認定事業)
美術
- 2018年 - 映画『回転てん子とどりーむ母ちゃん』(監督:山中瑶子)
振付
- 2017年 - 『弁当内戦争』(監督:菅野陽奈子)
参考文献
- 体現帝国『しっぽをつかまれた欲望』 - 芸術リポート(名古屋芸術アーカイブ、2019年8月21日)
- 劇団・体現帝国「障子の国のティンカーベル」しまね公演 - Shimane Catch Navi
- 寺山修司没後40周年記念認定事業 - TERAYAMA World(「体現帝国 第十一回公演『奴婢訓』」および「寺山修司ラジオドラマ選集上演開始記念講演/ 寺山修司ラジオドラマ選集1」の箇所)
- 舞台芸術公募プログラム - あいちトリエンナーレ2019
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/06/30 14:08 UTC (変更履歴)
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