ロバート・エガース
ニューヨークに生まれ、幼少期に母親とワイオミング州を経てニューハンプシャー州に移る。2001年にニューヨークに戻ってアメリカン・ミュージカル&ドラマ・アカデミーで学び、舞台デザイナー及び舞台監督としてキャリアを開始。
08年に初の短編映画を制作する。アニヤ・テイラー=ジョイを主演に迎え、脚本も手がけたファンタジーホラー「ウィッチ」(15)で長編映画監督デビューを果たし、第31回サンダンス映画祭で監督賞を受賞。
その後も、灯台守の男たちが狂気に侵されていく様子を幻想的なモノクロの映像で描いた「ライトハウス」(19)、北欧を舞台にひとりの男の復讐の旅路を描いた「ノースマン 導かれし復讐者」(22)と話題作を送り出している。TVドラマや短編映画を中心に、美術監督としても活躍。