ジョニー・フリン
南アフリカ・ヨハネスブルグ出身。3歳のときに英ハンプシャーに移住する。父エリック・フリン、異母兄ジェロームとダニエルが俳優だったことから、幼い頃から演劇に興味を持つ。2006年に「Crusade in Jeans(原題)」で映画に初出演。08年には自身がフロントマンを務めるフォークロックバンド「ジョニー・フリン&ザ・サセックス・ウィット」のデビューアルバムをリリースする。その後も音楽活動を続けながら、シェイクスピア劇など舞台に出演し、映画ではミア・ハンセン=ラブ監督の「グッバイ・ファーストラブ」(11)のサウンドトラックを手がけたほか、オリビエ・アサイヤス監督の「5月の後」(12・日本劇場未公開)などに出演。アン・ハサウェイ製作・主演映画「ブルックリンの恋人たち」(14)ではハサウェイ演じる主人公の相手役に起用され、ミュージシャンを演じた。その後、再びアサイヤス監督の「シルス・マリア(原題)」(14)に出演する。そのほか英TVシリーズ「Scrotal Recall(原題)」に出演、音楽を担当した「Detectorists(原題)」(ともに14年)にはカメオ出演している。