アレクサンダー・ディネラリス
米オフブロードウェイの劇場「ニューヨーク・シアター・ワークショップ」を中心とした、アーティストたちのネットワーク「ユージュアル・サスペクト」のメンバー。舞台演出を学び、1990年代後半に戯曲作家としてキャリアをスタートさせる。ミュージカル劇「Zanna, Don't!」では脚本・作詞に携わり、ドラマ・デスク賞にノミネート。アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(14)の脚本に携わり、イニャリトゥ監督、ニコラス・ヒアコボーネ、アルマンド・ボーとともにアカデミー賞をはじめ、ゴールデングローブ賞や放送映画批評家協会賞などで脚本賞を受賞した。イニャリトゥ監督がメガホンをとるTVシリーズ「The One Percent(原題)」(15)にも制作総指揮・脚本として名を連ねる。