ナビド・ネガーバン

イラン出身。1985年、17歳でトルコを経てドイツに渡り、ドイツのシアターカンパニーに8年間務めた後、93年に渡米する。00年頃からハリウッドのTVドラマやTV映画に出演しはじめ、「24 TWENTY FOUR」（05〜10）や「CSI:マイアミ」（10）に出演。大ヒットTVシリーズ「HOMELAND」（11〜13）で演じたテロリストのアブ・ナジール役で世界的な注目を集める。その後、ビデオゲーム「1979 Revolution: Black Friday」（16）での演技では、中東出身のムスリム俳優として初めて英国アカデミー賞にノミネートされた。

以降は「アメリカン・アサシン」（17）、「ホース・ソルジャー」（18）などの映画に出演するほか、マーベルのTVシリーズ「レギオン」（18〜19）の悪役シャドウキング役でも人気を博す。ディズニーの実写版「アラジン」（19）ではサルタン役を演じた。19年、ロマニー・ロード芸術振興財団を設立。