稚野鳥子 : ウィキペディア(Wikipedia)

稚野 鳥子(ちや とりこ、8月25日Cocohana | 作家プロフィールより(2014年9月5日閲覧) - )は、日本の漫画家。血液型はO型。代表作は『天国の花』、『クローバー』など。

来歴

1984年女子美術短期大学(現・女子美術大学短期大学部)卒業後、ホテルグループOLを経て、1987年に『ぶ〜け』(集英社)まんが家養成コース長編部門第2席。その後『ぶ〜け』1988年11月号に掲載された「半透明のトビラ」で漫画家デビュー。

『ぶ〜け』『コーラス』『Cocohana』(いずれも集英社)や『Kiss』(講談社) などで活動。

1997年から連載の『クローバー』は、ホテル会社に勤めるOLを主人公としており、自身の経験が反映された作品。同作連載中に利き手を痛め長期休載した。2014年11月1日、実写映画が公開された。

2014年9月から『Cocohana』にて「家族スイッチ」と「クローバー trèfle」を、『Kiss』にて「東京アリス」をそれぞれ連載した。

2021年5月から『オフィスユー』にて「星屑アンティーク」を、2023年7月から『モーニング』にて「箱庭モンスター 〜少女漫画家、ときどき紙袋〜」を連載中。

作品リスト

  • 団地階段会談
  • MIRACLE - 単行本全4巻
  • 薔薇柄の欲しい年頃
  • わたしの一番好きな人
  • 天使に聞いて - 単行本全4巻、文庫版全2巻
  • 天国の花 - 単行本全6巻、文庫版全4巻
  • クローバー(1995年 - 2010年、『ぶ〜け』・『Cookie』・『コーラス』、集英社)- 単行本全24巻、文庫版全13巻
    • クローバー trèfle(2012年 - 2019年、『Cocohana』、集英社)単行本全10巻
    • クローバーmelodie(2021年 - 、集英社)単行本既刊3巻
  • 東京アリス(2005年 - 2015年、『Kiss』、講談社)- 単行本全15巻
  • 家族スイッチ(2010年 - 休載中、『コーラス』→『Cocohana』)- 単行本既刊4巻
  • 月と指先の間(2015年 - 2018年、『Kiss』) - 単行本全4巻
  • 東京アリスgirly(2017年 - 2020年、『Kiss』、講談社)- 単行本全3巻
  • 星屑アンティーク(2021年 - 2023年、『オフィスユー』2021年7月号 - 2023年9月号、集英社)- 単行本既刊1巻
  • 箱庭モンスター 〜少女漫画家、ときどき紙袋〜(2023年 - 、『モーニング』2023年34号 - 、講談社)- 単行本既刊4巻

その他

  • ちやとり図鑑(イメージアルバム)
  • アニバーサリー 〜デビュー25周年記念出版〜(イラスト集、河出書房新社)
  • UHA坊や(UHA味覚糖のシンボルキャラクター)のキャラクターデザイン

注釈

出典

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/22 10:47 UTC (変更履歴
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