原みどり : ウィキペディア(Wikipedia)
原 みどり(はら みどり、1966年2月12日 - )は、日本のシンガーソングライター。栃木県宇都宮市出身。三姉妹の次女。SPANK HAPPY時代にはハラミドリ、原緑/*come『ブルーズ彗星』制作時代には原緑の名義で活動していた。夫はゆふいんラヂオ局やTHE GOGGLESのサポートメンバーとして「ポールマッカートニー(替玉)」名義で活動しているManny。
概要
1989年に日本コロムビアのオーディションでグランプリを獲得し、財津和夫 with 原みどり「償いの日々」で歌手デビュー。1992年に菊地成孔・河野伸らとSPANK HAPPYを結成し、1994年に東芝EMIより『MY NAME IS』『FREAK SMILE』他をリリース。SPANK HAPPYに陰りが出るとパチンコ屋で演奏営業をした週刊文春2017年11月9日号 - 菊地成孔「新・家の履歴書」。1998年10月にSPANK HAPPYを脱退。
2004年、笹野みちる・篠原りかとボーカルユニット「吉祥寺三姉妹」を結成し、アルバム「mind forest」「mind HAWAII」を発表(2005年解散)。
2007年、「ジュニジュニパピプペソング」が仙台放送のオリジナルマスコットキャラJUNIによる「ジュニ体操」のテーマソングに起用される。
2009年、父親の散骨を機に、父親の出身地である福岡県久留米市へ移住。ソロやユニットでのライブ活動を続ける傍ら、寺子屋(ボーカルレッスン)を開講。
2017年11月より、ゆふいんラヂオ局「The Beatles Time」の中の「教えてPaul替玉」(ポール・マッカートニー(替玉)脚本演出)のコーナーで僧侶:瀬戸内弱小(せとないじゃくしょう)、吟詠家:満平緑風(まんだいらりょくふう)として声優を務めている。また、2024年2月より同番組内で本名原みどりとして「チョットストリーム」に出演中。
2018年4月14日より、トヨタカローラ福岡の全店で配布されるCDの楽曲の中で、原みどり with All Starsのバンド名で「21世紀のドライブ」https://www.youtube.com/watch?v=1H-kaguBCmYが収録されている。
2021年12月、アビー・ロード・スタジオにてマスタリングされた全編英語詞のソロアルバム「Living Dreams」をリリース。
卒業校である栃木県立宇都宮中央女子高等学校(現栃木県立宇都宮中央高等学校)のシンボルであった桜やイチョウの樹木を伐採後に譲り受け、湯布院の木工職人に依頼してカトラリーへと加工した。2024年7月27日にトークイベントを宇都宮市で開催し、このイベント内でカトラリーを販売している。
ディスコグラフィ
SPANK HAPPY名義の作品は「SPANK HAPPY」の項を参照
アルバム
- MiDo(1987年6月21日)
- KO・KO・RO・NOTE(1988年3月21日)
- アマロ・ジャバロと言えた日(1989年10月1日)
- Worst 12 in Heaven(1996年6月21日)
- ブルーズ彗星(2000年11月21日) - 原緑/*come名義
- 恋☆さざなみ慕情(2006年10月20日) - 原みどりとワンダー5名義
- 夜明け(2011年11月16日)
- Living Dreams (2021年12月8日)
シングル
- 償いの日々(1987年1月1日) - 財津和夫 with 原みどり名義
- 御乱心春色変化(1987年6月21日)
- Too Young(1988年2月21日)
- ジュニジュニパピプペソング(2008年9月26日) ジュニ体操テーマソング
参加作品
- Cover Rocks - Various Artists(1995年12月21日) Born Free Red feat.ハラミドリ名義「赤い鳥逃げた?」収録
- suzuro - VITA NOVA(1997年11月19日) ゲストボーカル曲「気にしないで」収録。ハラミドリ名義で参加。
- ハイ・タイド・アンド・ムーンライト・バッシュ(HIGH TIDE AND MOONLIGHT BASH) - ソウル・フラワー・ユニオン(1999年12月8日) コーラスとして参加。
- NANAIROPLAN_yellow - Various Artist(2014年3月9日) 原みどりとチャンチキズ名義「MOTTO BACK」収録
- BoB tiny masterpiece = supply - Various Artists(2018年7月11日) ハラミドリ名義「山中節」収録
出典
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/12 01:07 UTC (変更履歴)
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.