ビル・キャンプ
米マサチューセッツ州出身。バーモント大学を経て、ニューヨークの名門ジュリアード音楽院を1989年に卒業。翌90年に「運命の逆転」でスクリーンデビューを果たすも、以降20年ほどはブロードウェイなどの舞台を中心に活躍する。2012年に出演した映画「リンカーン」がアカデミー作品賞の候補となり、それ以降の「それでも夜は明ける」(13)、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(14)は同賞を受賞。「バイス」(18)、「ジョーカー」(19)も同賞にノミネートされ、実力派バイプレーヤーとしての認知度を徐々に高める。16年にはTVミニシリーズ「ナイト・オブ・キリング 失われた記憶」でエミー賞助演男優賞の候補となったほか、舞台「るつぼ」でトニー賞の演劇助演男優賞にもノミネートされた。私生活では2004年に女優のエリザベス・マーベルと結婚、一児をもうけている。