アブデラティフ・ケシシュ : ウィキペディア(Wikipedia)

アブデラティフ・ケシシュ(عبد اللطيف كشيش, Abdellatif Kechiche, 1960年12月7日 - )は、チュニジア出身の映画監督、脚本家、俳優である。日本語では「ケシッシュ」とも表記される。

キャリア

1960年チュニジアの生まれ、6歳のとき両親とともにニースに移住Fiche Allociné sur Abdellatif Kechiche。演劇に夢中になり、アンティーブのコンセルヴァトワールで学ぶ。

2000年に『La Faute à Voltaire』で監督デビューする。

監督作の『身をかわして』(2003年)と『クスクス粒の秘密』(2007年)はセザール賞で作品賞、監督賞、脚本賞を受賞した。

2007年の第64回ヴェネツィア国際映画祭では『クスクス粒の秘密』がコンペティション部門で上映された。女優のがマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)とベルリン国際映画祭シューティング・スター賞ダブルを受賞し、他に審査員特別賞、国際映画批評家連盟賞、SIGNIS賞 スペシャル・メンション、を受賞した。

2013年の第66回カンヌ国際映画祭では『アデル、ブルーは熱い色』がコンペティション部門で上映され、パルム・ドールを受賞した。

主なフィルモグラフィ

作品名 役名 備考
2000 ヴォルテールのせいLa Faute à Voltaire 監督・脚本
2003 身をかわしてL'esquive 監督・共同脚本 日本では劇場未公開。2008年の東京日仏学院での特集上映「ジャン・ルノワール、我らの親父」にて上映。
2007 クスクス粒の秘密La graine et le mulet 監督・脚本 日本では劇場未公開。第21回東京国際映画祭、地中海映画祭2013(東京・福岡・大阪・京都)にて上映。
2010 黒いヴィーナスVénus noire 監督・脚本
2013 アデル、ブルーは熱い色La vie d'Adèle 監督・脚本

参考文献

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/02/08 07:58 UTC (変更履歴
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