山本英俊 : ウィキペディア(Wikipedia)

山本 英俊(やまもと ひでとし、1955年10月29日 - )は、日本の実業家、馬主。

長女は、タレントの山本優希

経歴

  • 1988年6月 - 株式会社東洋商事(後の円谷フィールズホールディングス株式会社)設立 代表取締役社長就任
  • 2000年
    • 3月 - 株式会社エイプ取締役就任
    • 4月 - 東京糸井重里事務所(後の株式会社ほぼ日)社外取締役就任
  • 2007年6月 - フィールズ株式会社代表取締役会長就任

馬主活動

日本中央競馬会(JRA)に登録する馬主としても知られる。勝負服の柄は水色、袖白一本輪2007年の春までは「青、水色十字襷、袖水色一本輪」を使用していた。現在は山本剛史が引き継いでいる。、冠名は特に用いない。

馬主になったきっかけとして30代の終わりに重病を患ってしまったことを挙げ、「仕事に打ち込むばかりでなく、何かいい趣味を持たなければ心と体のバランスが崩れてしまうことに気付かされました」と語っている。海外のタイトルを獲得することが目標だといい、欧米のセールに参加、日本国内では産駒の走らない種牡馬の産駒でも積極的に購入した。

一口クラブの東京ホースレーシングとも関わりがあり、山本自身もオーナーサイドとしてたびたび発言している。

調教師との関係

多くの馬を藤沢和雄厩舎に預けているが、

騎手との関係

日本中央競馬会の短期免許を取得して来日した騎手の身元引き受けも行っており、2005年にケント・デザーモ(3ヶ月)、2008年にダグラス・ホワイトといった騎手の身元引き受け馬主となっている。

来歴

  • 2004年 - 馬主資格取得。
  • 2005年 - 3月6日の3歳新馬戦をミスターケビンが制し、初勝利。
  • 2007年 - フライングアップルがスプリングステークスを制し、重賞競走初制覇。
  • 2008年 - カジノドライヴがピーターパンステークスを制し、海外初出走で初重賞制覇
  • 2014年 - スピルバーグが天皇賞(秋)を制し、競走初制覇。

主な所有馬

GI競走優勝馬

  • スピルバーグ - 天皇賞(秋)優勝

重賞競走優勝馬

  • フライングアップル - スプリングステークス優勝
  • カジノドライヴ - ピーターパンステークス優勝
  • ペルーサ - 青葉賞、若葉ステークス優勝
  • ルルーシュ - アルゼンチン共和国杯優勝
  • ゴーフォザサミット - 青葉賞優勝

その他所有馬

注釈

出典

参考文献

  • 『週刊Gallop』2014年11月30日号(産業経済新聞社)
    • 「本誌独占インタビュー スピルバーグのオーナー 山本英俊さん 10年目の覚醒」

関連項目

  • 銀河機攻隊 マジェスティックプリンス - フィールズが製作関与するアニメ。山本が「企画」としてクレジットされている。
  • シン・ウルトラマン

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/11/20 05:32 UTC (変更履歴
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