木の実ナナ : ウィキペディア(Wikipedia)

木の実 ナナ(きのみ ナナ、本名:池田 鞠子(いけだ まりこ)、1946年〈昭和21年〉7月11日 - )は、日本の女優、歌手である。東京都・向島区寺島町(現在の墨田区東向島)出身。所属事務所はダンカンミュージック。身長160cm。B85cm、W59cm、H86cm(1975年7月、木の実のインタビューを含む記事)。

来歴

父はトランペット奏者、母は踊り子。父が19歳、母が20歳の時に生まれた。体が弱く、3歳まで歩けなかった。その後、身体を鍛えるために5歳からバレエを始めると直ぐにのめり込み、ダンサーに憧れを持つ。花柳界の中で育ったため、芸者が夏の時期に浴衣に手桶を持って銭湯に行く姿を見て、「カッコイイナー」と思い、大きくなったら絶対に芸者になろうと決心していた。

中学3年生16歳の時に渡辺プロダクション主催の新人オーディションがジャズ喫茶「新宿ACB」で開催され、友人の付き添いで参加。受験する友人は緊張の余り固まってしまい、困った司会者より「じゃあ! 君が代わりに唄って!」と指名され、堂々とした唄いっぷりもあって優勝した。その後、猛反対する父親を「絶対に半端なことはやりません」などと説き伏せ、芸能界入りした。このため30歳過ぎても親に仕事の話をすることはなかったという。この頃にザ・ドリフターズの専属歌手として唄っていたこともあるという。

デビュー曲は「東京キカンボ娘」(1962年8月10日、菊村紀彦作詞・作曲)。「木の実ナナ」の芸名は、この時に菊村によってつけられた。漢字、ひらがな、カタカナの三つがそろった名前は、菊村が「歌だけでなく、踊りも芝居もできる人になってほしい」という思いを込めたものだという。「着の身着のまま」が芸名の由来という説は、自身が否定している当時「このみ」と呼ばれることがあり、「『着の身着のまま』の『き』です」と言っていたのが芸名の由来だと勘違いされたのだという。出典の新聞記事原文中の木の実ナナの談話は、次のとおり。「当時『このみ』と呼ばれることがあり、『〈着の身着のまま〉の〈き〉です』と言っていたのです。それが芸名の由来と勘違いされることに、ハハハ。」 ということで、記事中で、彼女自身は「誰によって呼ばれたのか」には触れていないが、「着の身着のまま」が芸名の由来であるという説は誤りであることが確認できる。なお当該新聞記事は縮刷版などでも見られる。。

1962年、音楽番組『ホイホイ・ミュージック・スクール』(日本テレビ)でテレビデビュー。当時、この番組のイメージにより「ホイホイ娘」と呼ばれていた。当時は歌番組も少なく、歌って踊れる木の実は貴重な存在だった。「(1978年のインタビューで)芸能界も変ったなと思いますね。今は楽になったわね。私の新人のころときたら、楽屋の真ん中に座るな、スタジオの中で男と話をするなとか、いつも怒られてばかりよ。昔を思い出すと辛いけど、プラスにはなっています」などと話している。人気アイドルがテレビ局を飛び回り、寝る時間もないというエピソードは、70年代以降の話だという。1967年には「ミニ・ミニ・ロック」「ミニミニ娘に乾杯」『映画情報』1967年12月号。という曲が小ヒットし人気を集めたものの番組終了と同時に低迷、前座歌手をする日々が続く。ヒット曲になかなか恵まれず、心機一転として1970年に本場のショー・ビジネスを学ぼうと決意し渡米する。

1973年、帰国後に劇団四季のミュージカルに自ら応募し、同年『アプローズ』に出演する。これがヒット作となり、自身も高い評価を受けて舞台女優としての地位を確立した。この時に主演を務めた越路吹雪とは、共演を機にプライベートでも親しく付き合うようになり、多大な影響を受けたという。以後、多数のミュージカルに出演するようになった。

1974年から始まった、細川俊之との歌と踊りとしゃれた会話でつづる二人芝居『ショーガール』は16作品、公演数547回、観客動員数は60万人を超す大ヒットとなる。1975年、芸術選奨新人賞受賞。1976年、紀伊國屋演劇賞受賞。

1975年、小沢昭一主宰の劇団「芸能座」の旗揚げ公演『清水次郎長伝・伝』に参加する(次郎長の妻・お蝶役)。小沢、加藤武山口崇山谷初男猪俣光世、音楽担当の神津善行、薗田憲一とデキシーキングス、座付き作者の永六輔らと共に旅興行に出る(飯塚・嘉穂劇場など)昭和の肖像<芸>148-154頁。

1977年頃、西田敏行武田鉄矢と共に、バラエティー番組『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』に出演し、コントを披露する。また、1982年の五木ひろしとのデュエット曲「居酒屋」は大ヒットを記録した。

2015年、舞台『南阿佐ヶ谷の母』の沖縄公演終了後の10月24日に左大腿骨を骨折する。11月3日からの紀伊國屋ホールの公演では、演出を変更して車いすで出演した。

人物

  • 墨田区立寺島中学校卒業、城西高等学校中退。
  • 出身地付近は鳩の街と呼ばれた歓楽街だった。幼少期は、彫りの深い独特の顔立ちから混血児に間違えられ、いじめられた経験がある。
  • 読売新聞1978年9月3日付のインタビューでは「好きな男性のタイプは高倉健さん(木の実は年上でも年下でも相手をさんづけで呼ぶ)。あと最近出演した『男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく』の山田洋次監督さんも理想の人物。もし山田さんが離婚したら、『結婚して!』と胸にすがりつくかも」と物騒なことを言っていた。将来の目標は「杉村春子さん、水谷八重子さん、尾上松緑さん、長谷川一夫さん、越路吹雪さんを、ミキサーに入れて出てきたのが私でありたいの。杉村さんは普段はとてもやさしくて、文学座のボスという感じがしないの。でも、私がその年になったら、今の杉村さんより芸で上でなければいけないと考えるの。すると勉強が足りない……。そう考えると夢があって楽しいわ」などと話していた。
  • 『万引きGメン・二階堂雪』で共演していたあき竹城とは仲が良い(2人で旅行に行くほどで、脚本家に「もっとあきちゃんとの場を増やして」とお願いしたこともある)。また、角替和枝とも親交があった。
  • 1992年頃、更年期うつ病を発症した。現在は医師の治療と周囲のサポートにより、回復している。2000年にはシオノギ製薬の新聞広告で「私は、バリバリの「鬱」です」というキャッチコピーを擁した広告に登場したことがある。
  • 趣味はスキューバダイビング。
  • 芸能界有数のディズニーグッズマニアであり、楽屋や部屋はディズニーグッズで埋め尽くされている。2002年2月12日に『笑っていいとも!』のコーナー「テレフォンショッキング」に出演した際、花束と一緒に1つミッキーのぬいぐるみが置かれていたが、その時「あ〜! 可愛い〜!!」と大興奮し、司会のタモリを驚かせたことがある。
  • 実妹も1970年代に木の実まこ作品によっては木の実味摩子名義とされる場合もあり。但し、姉妹での共演はないものの、『遠山の金さん(高橋英樹主演版)』ではナナ・味摩子ともに出演している。という芸名で歌手デビューし、1枚のシングルレコードを残している。1980年代になってライオンの生理用品のCMで共演している。
  • TBSラジオのヘビーリスナーである。
  • 「混浴露天風呂連続殺人」シリーズで共演した古谷一行が2022年8月23日に亡くなり、訃報が同年9月2日に発表されたときは、ショックを受け泣き崩れたという。後に、NEWSポストセブンで最後の手紙としてしたためた。
  • 「あぶない刑事」シリーズでは松村優子役でレギュラー出演し、1986年放送開始のテレビ1作目から2016年公開の映画「さらば、あぶない刑事」まで出演していたが、2024年5月に公開される映画「帰ってきた、あぶない刑事」には出演せず、本人曰く「前作で卒業という形になってます。いい形でおわれました。」と語っている。

受賞

  • 1974年、ゴールデン・アロー賞演劇新人賞「ショーガール」日外アソシエーツ現代人物情
  • 1974年、芸術選奨文部大臣新人賞「ショーガール」日外アソシエーツ現代人物情
  • 1975年、菊田一夫演劇賞新人賞日外アソシエーツ現代人物情
  • 1976年、紀伊国屋演劇賞(第11回)「雨」日外アソシエーツ現代人物情
  • 1984年、松尾芸能賞(演劇優秀賞)日外アソシエーツ現代人物情
  • 1988年、ゴールデン・アロー賞演劇賞・大賞「ショーガール」※細川俊之と連名日外アソシエーツ現代人物情
  • 1992年、放送文化基金賞演技賞(第18回)「女相撲」読売人物データベース
  • 2001年、読売演劇大賞(選考委員特別賞,第8回)「ロス・タラントス」日外アソシエーツ現代人物情
  • 2001年、ベストジュエリードレッサー賞読売人物データベース
  • 2003年、浅草芸能大賞(奨励賞,第19回)日外アソシエーツ現代人物情

出演

テレビドラマ

  • ザ・ガードマン(TBS)
    • 第86話「悪者たちは死んだ」(1966年)
    • 第94話「美しいスパイたち」(1967年)
  • レモンのような女 第3話「燕がえしのサヨコ」(1967年、TBS)
  • キイハンター (TBS / 東映)
    • 第152話「おー新婚!ハレンチ追跡旅行」(1971年)
    • 第228話「女忍者対ギャング変身大作戦!」(1972年) - 茜 役
  • バーディ大作戦 第1話「連続ピストル強盗団」(1974年、TBS)
  • 北斗の人 第5話「師範代の日々」(1974年、関西テレビ) - お蘭 役
  • 風と雲と虹と(1976年、NHK)
  • 大都会 闘いの日々 第25話「アバンチュール」(1976年、日本テレビ / 石原プロ) - アキコ 役
  • 港町純情シネマ(1980年、TBS) - 野村政子 役
  • 連続テレビ小説(NHK)
    • 本日も晴天なり(1981年 - 1982年) - 金太郎(池田鞠子) 役
    • 走らんか!(1995年 - 1996年) - 前田邦子 役
    • 瞳(2008年) - 高木マリ 役
  • 土曜ドラマ(NHK)
    • 君はまだ歌っているか(1981年) - 高木亜沙子 役
    • 五右衛門(1993年)
  • 関ヶ原(1981年、TBS) - 出雲阿国 役
  • 淋しいのはお前だけじゃない(1982年、TBS) - 由良常子 役
  • 土曜ワイド劇場(朝日放送)
  • 「混浴露天風呂連続殺人」シリーズ(1982年 - 2007年) - 山口かおり 役
  • 「天才刑事・野呂盆六4」(2009年7月18日) - 氷見川霙 役
  • 遠山の金さん(テレビ朝日 / 東映)
    • 第1シリーズ 第39話「女賞金稼ぎ! 鬼薊のおりん」(1983年) - おりん 役
    • 第1シリーズ 第104話「女賞金稼ぎ! 緋ぼたんおりんII」(1984年) - おりん 役
  • 大奥 第17話「女の情に蛇が棲む」(1983年、関西テレビ) - おせん 役
  • ザ・サスペンス「一億人を敵にした男 復讐するは我にあり」(1984年、TBS)
  • オレゴンから愛(1984年、フジテレビ) - 宮内恭子 役
  • たけしくん、ハイ!(1985年 - 1986年、NHK) - 西野真利子 役
  • あぶない刑事シリーズ(日本テレビ) - 松村課長 役
    • あぶない刑事(1986年)
    • もっとあぶない刑事(1988年)
    • あぶない刑事フォーエヴァー TVスペシャル'98(1998年8月28日)
  • 火曜サスペンス劇場(日本テレビ)※主演作品
    • 「霊感を売る女たち」(1987年、セントラルアーツ)
    • 「霊感を呼ぶ女たち」(1988年、セントラルアーツ)
  • 砂の上のロビンソン (1988年、NHK)
  • 女流作家シリーズ「偽りのダイヤモンド」(1989年、テレビ東京)
  • 女相撲(1991年、TBS) - 花緑親方 役 (同作品にて第18回 放送文化基金賞演技賞受賞)
  • 警部補 古畑任三郎(1994年5月18日、フジテレビ)第1シリーズ第6回「ピアノ・レッスン」 - 井口薫 役
  • 花王ファミリースペシャル/裸の大将 第69話「清と自転車少年の夢」(1994年、関西テレビ)
  • 明るい家族計画(1995年、フジテレビ) - 竹原蘭子 役
  • 渡る世間は鬼ばかり(1996年 - 2001年、TBS) - 秋葉満枝 役
  • ナニワ金融道2(1996年10月8日、フジテレビ) - スナックのママ 役
  • はみだし刑事情熱系 第22話「広域殺人! 記憶喪失の女」(1997年、テレビ朝日) - 平岡多恵子 役
  • WHO!?(1997年、TBS) - 大福美乃 役
  • ベストパートナー(1997年、TBS)
  • ふたり(1999年、東映)
  • 素敵に女ざかり2(1998年、NHKドラマ新銀河)
  • 月曜ゴールデン「万引きGメン・二階堂雪」シリーズ(1998年 - 2011年、TBS)
  • 海まで5分(1998年、TBS) - 華村かもめ 役
  • 京都始末屋事件ファイル 第8話「保険金殺人疑惑! ワイドショーの罠!!」(1999年、テレビ朝日)
  • 曲がり角の女たち(2000年、東映)
  • 女の橋(2001年、東映)
  • できちゃった結婚(2001年、フジテレビ) - 平尾公子 役
  • 暴れん坊将軍XI 第11シリーズ 第7話「父恋し! 涙の子守唄」(2001年) - お春 役
  • 金曜エンタテイメント「温泉名物女将!湯の町事件簿」シリーズ(2001年 - 2006年、フジテレビ) - 小柳国子 役
  • はぐれ刑事純情派 新春SP(2002年) - 真木峰子 役
  • 震える手(2003年、東映) - 杉野圭子 役
  • ホシに願いを(2004年、NHKハイビジョン) - 皆川洋子 役
  • デパ地下の女(2005年、東映)
  • 特命!刑事どん亀 第3話「ニセ札女王の野望」(2006年、TBS)
  • DRAMA COMPLEX「嘘をつく死体」(2006年、日本テレビ) - 牧えりか 役
  • 水曜ミステリー9「ドクター・ヨシカの犯罪カルテシリーズ」(2006年 - 、テレビ東京) - 浜口ヨシカ 役
  • 浅草ふくまる旅館(第2シリーズ)(2007年、TBS) - 佐藤和子 役
  • 金曜プレステージ「妻たちからの三行半〜夫たちの(秘)離婚回避マニュアル〜」(2008年2月1日) - 作田和貴子 役
  • パズル Piece4(2008年、テレビ朝日) - 栗原若葉 役
  • 水曜ミステリー9「付き人女優・安野すみれ 楽屋裏事件ファイル」(2009年1月21日、テレビ東京) - 野々上弥生子 役
  • 水曜ミステリー9「温泉女将ふたりの事件簿シリーズ」(2012年 - 、テレビ東京) - 一本木美智子⇒湯村美智子 役
  • 金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画「さよならドビュッシー 〜ピアニスト探偵 岬洋介〜」(2016年3月18日、日本テレビ) - 真田恭子 役(特別出演)
  • とげ 小市民 倉永晴之の逆襲(フジテレビ、2016年10月 - ) - 白銀佳代 役

映画

  • 夢で逢いましょ(1962年) - 中井礼子 役
  • 若い仲間たち うちら祇園の舞妓はん(1963年) - 京子 役
  • やぶにらみニッポン(1963年) - 砂里いづみ 役
  • 続・若い季節(1964年) - 奈々江 役
  • 「青春の言葉」より 風にきけ雲にきけ(1966年) - バスガイド 役
  • クレージーの怪盗ジバコ(1967年) - 女性歌手 役
  • 喜劇 大風呂敷(1967年) - 今井友子 役
  • 日本一の男の中の男(1967年) - 中島えみ子 役
  • やればやれるぜ全員集合!!(1968年) - 立花リカ 役
  • ドリフターズですよ!盗って盗って盗りまくれ(1968年) - サリー 役
  • 喜劇 右むけェ左!(1970年) - 大田百合子 役
  • 大脱獄(1975年) - あき 役
  • 男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく(1978年) - 紅奈々子 役※第21作マドンナ
  • 汚れた英雄(1982年) - 斎藤京子 役
  • みゆき(1983年) - 竜一の母 役
  • キネマの天地(1986年) - 華やかな女性歌手 役
  • あぶない刑事シリーズ - 松村優子 役
    • あぶない刑事(1987年)
    • またまたあぶない刑事(1988年)
    • もっともあぶない刑事(1989年)
    • あぶない刑事リターンズ(1996年)
    • あぶない刑事フォーエヴァー THE MOVIE(1998年)
    • まだまだあぶない刑事(2005年)
    • さらば あぶない刑事(2016年)
  • 快盗ルビイ(1988年) - マンションの住人 役

舞台

  • 屋根の上のバイオリン弾き(1975年、日生劇場) - チャヴァ 役
  • オセロー(1977年、新橋演舞場) - エミリア 役
  • 天保十二年のシェイクスピア
  • ショーガール (ミュージカル)
  • 朝食までいたら?
  • イカれた主婦 (オフ・ブロードウェイ・ミュージカル)
  • 阿国 OKUNI (ミュージカル)
  • ステッピング・アウト (ロンドン・ミュージカル)
  • ロス・タラントス
  • 出島
  • 伝説の女優
  • 8人の女たち
  • おんなの落語
  • ACT泉鏡花
  • ミュージカル「女子高生チヨ」(2012年)
  • 交響劇 船に乗れ!(2013年、東急シアターオーブ) - 南トシ子 役

吹き替え

  • オリバー ニューヨーク子猫ものがたり(ジョルジェット)
  • ホーンテッドマンション(マダム・リオッタ)

バラエティ

  • シャボン玉ホリデー(日本テレビ)
  • 味の素ホイホイ・ミュージック・スクール(日本テレビ)
  • みごろ!たべごろ!笑いごろ! → みごろ!ゴロゴロ!大放送!!(テレビ朝日)

CM

  • エバラ食品 焼肉のたれ・熟成(1982年)
  • ヤクルト 野菜ジュース(1983年)
  • 日本コカ・コーラ コカ・コーラ・ライト(1984年)
  • ライオン エルディ(1985年 - 1986年) ※実妹・池田みまこ(かつての木の実まこ)と共演
  • ハウス食品 プルコレモン(1989年)
  • ハウス食品 ディッシュアップ(1990年)※秋川リサ森公美子熊谷真実中嶋朋子と共演
  • ハウス食品 好きやねん(1992年)※桂南光と共演
  • 八幡物産(健康食品)

ディスコグラフィー

シングル

キングレコード

  • 東京キカンボ娘(1962年8月10日、E-1002) : (c/w かわいいキューピー)
  • 子象の行進(1962年11月10日、EB-7155) : (c/w ホイ・ホイ・ルック)
  • ポッ・ポッ・ポパイ(1963年3月、EB-7189)
    (c/w マンハッタン・スキャンダル)
  • 太陽の下の18才(1963年5月20日、EB-7212) : (c/w 日曜日の恋人)
  • おじいちゃまハイ(1963年7月、DT-2)※共演:榎本健一 : (c/w 出かけて 出あって)※共演:榎本健一
  • サタデイ・ナイト(1963年7月、EB-7222)
    • 作詞・作曲:ジョン・メドラ、デイビット・ホワイト / 訳詞:あらかは・ひろし / 編曲:東海林修
    : (c/w 悪口はやめて)
  • ジュディー・ジュディー(1963年10月10日、EB-7240) : (c/w テル・ミー・ママ)
  • ママとパパのテレビ(1963年、EB-7262)
    • 作詞・作曲:ダニエル・アダムス・レイ、バレリー・マーター / 訳詞:漣健児 / 編曲:東海林修
    : (c/w お部屋でナイト)
  • ティーンエイジ・クレオパトラ(1964年3月、EB-7254)
    • 作詞・作曲:ビバリー・ロス / 訳詞:漣健児 / 編曲:東海林修
    : (c/w アイスクリーム・ジョー)
  • サミーのマーチ(1964年3月10日、BS-7022)
    • 作詞:ジャック・フィッシュマン / 訳詞:漣健児 / 作曲:トリストラム・キャリー / 編曲:東海林修
    : (c/w 涙の24時間)
  • 野のユリ(1964年9月10日、BS-7043) : (c/w うつろなハート)
  • 涙をこらえて(1964年11月20日、BS-7061)
    (c/w からかわないで)
  • 三つの夢(1965年3月、BS-7081)
    • 訳詞:七野洋太 / 編曲:東海林修
    : (c/w ラ・ラ・ラ・ラ)
  • 太陽の海(1965年4月20日、BS-7088)
    • 訳詞:七野洋太 / 編曲:東海林修
    : (c/w 若草の恋)
  • すてきなジェシカ(1965年7月20日、BS-7108)
    (c/w 二人だけの秘密)
  • 指先のキッス(1965年、BS-7118)
    (c/w カナダの小屋)
  • ギッチラ舟唄(1966年1月10日、BS-359)
    • 作詞:矢野亮 / 作曲:川上英一 / 編曲:川上英一
    : (c/w リンゴ慕情)
  • 涙ギラギラ(1966年7月20日、BS-465)
    • 作詞:橋本淳 / 作曲:しらいそうや / 編曲:森岡賢一郎
    : (c/w 愛はひとりぼっち)
  • 貴方でいっぱい(1966年12月1日、BS-544)
    • 作詞:橋本淳 / 作曲:津々美洋
    : (c/w 一人で歩きたい)
  • 真赤なブーツ(1967年5月1日、BS-639)
    • 作詞:橋本淳 / 作曲:筒美京平 / 編曲:筒美京平
    : (c/w 愛のひき潮)
  • ミニ・ミニ・ロック(1967年7月1日、BS-7166)
    (c/w 恋のかたみ)
  • 恋は宝(1967年11月20日、BS-744)
    • 作詞:橋本淳 / 作曲:鈴木邦彦 / 編曲:鈴木邦彦
    : (c/w 20才の恋)
  • メケメケ波止場(1967年)※共演:飯野おさみ
    (c/w ピロピロ天国)
  • 最高なのさ(1967年、BS-862)※共演:飯野おさみ
    (c/w サマー・アフタヌーン)
  • しかたがないんだもん(1969年1月20日、BS-945)
    • 作詞:世志凡太 / 作曲:森岡賢一郎 / 編曲:森岡賢一郎
    : (c/w この世の果てまで)

ワーナーブラザーズ・レコード1971年当時の正式社名は「ワーナーブラザーズ・パイオニア」。前年の発足に於いて渡辺プロダクションが資本出資し、その関係で作品の音源発売権や原盤権を保有していた。現在、本作は渡辺音楽出版株式会社が原盤権を保有・管理しており、2010年に音源がCD化された際にはジャケットに「音源提供 WATANABE MUSIC PUBLISHING CO., LTD.」と明記されている。

  • セクシカ(1971年4月25日、L-1020W)
    • 作詞:山上路夫 / 作曲:クニ河内 / 編曲:クニ河内
    : (c/w 悲しい道)
  • 愛の週末(1971年9月25日、L-1053W)
    • 作詞:山口あかり / 作曲:田辺信一 / 編曲:森岡賢一郎
    : (c/w 自由にあこがれて)

PLAYBOY

  • おまえさん (1976年、PB-501) : (c/w 洒落)
  • 愛人(アマン)(1977年、PB-501) : (c/w 居酒屋)
  • 紅ほおずき(1977年12月、PB-604)
    • 作詞:喜多条忠 / 作曲:丹羽応樹 / 編曲:あかのたちお
    : (c/w グッド・バイ)

TRIO

  • うぬぼれワルツ(1978年7月7日、3B-134) : (c/w 遊びなれてる人みたいに)

徳間ジャパン・BOURBON

  • 砂の城(1980年5月1日、BMA-1039)
    • 作詞:五輪真弓 / 作曲:五輪真弓 / 編曲:船山基紀
    : (c/w 夢織り人)
  • ダンシング・ママ(1980年10月1日、BMA-1052) : (c/w オープン・チケット)
  • 夜のパントマイム(1981年、BMA-2002)
    • 作詞:三浦徳子 / 作曲:亀井登志夫 / 編曲:松任谷正隆
    : (c/w Mr.Half Moon)
  • 愛してごめんなさい(1981年、BMA-2013) : (c/w 人生哲学)
  • 居酒屋(1982年10月25日、BMA-2029)共演:五木ひろし
    • 作詞:阿久悠 / 作曲:大野克夫 / 編曲:大野克夫
    • 五木ひろしとのデュエットで今でも歌われる大ヒット曲
    : (c/w 帰郷)
  • 水中花(1983年10月、BMA-2043) : (c/w うぬぼれワルツ)
  • 美しき女(ひと)(1984年、BMA-2048) : (c/w 自由の女神が化粧落として)

ワーナー・パイオニア

  • メランコリック・ママ(1989年9月25日、06L7-4109)※共演:小林幸子 : (c/w 男なんて青い鳥)※共演:小林幸子

東芝EMI

  • 東京ウキウキ天国ブギ(1992年5月20日、TODT-2838)
    • 作詞:康珍化 / 作曲:coba / 編曲:coba
    : (c/w マイ・ブルー・ヘヴン)

ソニー

  • 男なんて(1993年8月21日、SRDL-3692)※共演:森公美子深沢敦
    (c/w ムパパ)※共演:森公美子、深沢敦

クラウン

  • 星空デート(2012年4月4日、CRCN-1607)※共演:平尾昌晃 : (c/w 恋ふたたび)※共演:平尾昌晃

未発売曲

  • もの想いブルース(NHK『みんなのうた』 1982年12月 - 1983年1月)
    • 作詞:中野安佐子 / 作曲:桐ヶ谷仁 / 編曲:中村暢之 / 絵:中村まさあき / アニメ:毛利厚

オリジナル・アルバム

  1. 愛人(1976年、TRIOレコード・PLAYBOYレコード、PB-6001)
  2. NA NA Vol.2 紅ほおずき(1977年、TRIOレコード・PLAYBOYレコード、PB-6002)
  3. WOMAN(1979年、SOUNDS MARKETING SYSTEM、SM25-5024)
  4. DANCING MAMA(1980年、BOURBON、BMD-1002)
  5. わが胸の底の湖(1981年、BOURBON、BMD-1013)
  6. YESTERDAY'S(1981年、キャニオン、C28A0382)※共演:細川俊之

ライブ・アルバム

  • NANA Live(1979年、SOUNDS MARKETING SYSTEM、SM40-5035〜36)

カバー・アルバム

  • デビュー50周年記念アルバム SHOW GIRLの時間旅行〜my favorite songs(2012年11月14日、BOURBON、TKCA-73838)

ベスト・アルバム

  • うぬぼれワルツ The Best of Nana(1979年、TRIO、3B-1017)
  • 木の実ナナ 魅惑のシングルコレクション キングレコード編(2010年、KING/ブリッジ)

著書

  • 『虹色の街』勝川克志 絵. みみずくぷれす, 1984.4
  • 『下町のショーガール ナナの愛と喝采の日々』主婦と生活社, 1986.12
  • 『キラッ!と女ざかり』PARCO, 1998.7

注釈

出典

関連項目

  • ザ・ドリフターズ - 駆け出し期にホイホイミュージックスクールで共演。

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/03/20 18:04 UTC (変更履歴
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