舞城王太郎
福井県出身の覆面作家。2001年、ミステリ小説「煙か土か食い物」で作家デビューし、第19回メフィスト賞を受賞。03年、「阿修羅ガール」で三島由紀夫賞を受賞する。「好き好き大好き超愛してる。」(04)などが芥川賞候補に挙がる。純文学、ライトノベル、漫画原作、翻訳と幅広く活躍し、作家の乙一らとは、「越前魔太郎」を共通ペンネームにして「魔界探偵 冥王星O」シリーズを共同執筆した。10年のホラーコメディ小説「NECK ネック」は、舞台版、映画版もそれぞれ異なるストーリーで展開。12年、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」と同時上映された特撮短編「巨神兵東京に現わる 劇場版」の言葉を手がける。14年、短編アニメ「龍の歯医者」の原案・脚本・監督を務め、実写オムニバス映画「ぼくたちは上手にゆっくりできない。」(15)の1作「BREAK」でメガホンをとった。「龍の歯医者」は17年にTVアニメ化され、劇場上映もされた。