宮崎大祐 : ウィキペディア(Wikipedia)

宮崎 大祐(みやざき だいすけ、1980年 - )は、日本の映画監督、脚本家、プロデューサー、小説家、現代美術家である。

経歴

神奈川県出身。早稲田大学政治経済学部卒業。

幼少期より日本各地やアメリカを転々としながら育つ。大学在学中から映画批評を書き始め、高橋世織ゼミで学びながら実験映画を制作しはじめる。映画美学校10期を卒業したのち、2007年に助監督として黒沢清監督のトウキョウソナタに参加http://intro.ne.jp/contents/2012/09/17_1950.html。以降、フリーの助監督・脚本家として活動。

2011年、筒井武文監督、綾野剛主演の『孤独な惑星』で脚本家デビュー。

同年、芦澤明子撮影の『夜が終わる場所』で映画監督デビュー。本作はトロント新世代映画祭で観客賞を受賞し、南米最大のサンパウロ国際映画祭など世界中のいくつもの国際映画祭に出品され、アトム・エゴヤンなど名だたる映画関係者たちから絶賛された。のちに渋谷ユーロスペースなどで劇場公開https://www.cinematoday.jp/movie/T0015276。

2013年、イギリス・レインダンス映画祭の選定する「今注目すべき、七人の日本人インディペンデント映画監督https://www.raindance.org/7-japanese-independent-film-directors-you-must-check-out-part-1/」に選ばれる。

2014年、4年ぶりの日本人監督としてベルリン国際映画祭タレントhttp://www.berlinale-talents.de/bt/talent/daisuke-miyazaki/profileに選ばれる。

2015年、ベルリン国際映画祭で出会ったアジア(中国、タイ、シンガポール)の映画製作者たちとオムニバス映画『Five to Nine』を共同制作。永瀬正敏主演による日本パートの監督を担当する。中華圏のアカデミー賞こと、台北金馬影展https://youtu.be/ws7EyvtdU2Aはじめ、世界中の映画祭で上映され、タイの巨匠アピチャートポン・ウィーラセータクンからは「アジアの新しい才能」と称賛される。

2016年、日米共同制作の長編二作目となる、『大和(カリフォルニア)』を発表。北欧最大であるタリン・ブラックナイト映画祭をはじめ、世界中の20近い著名映画祭に招待される。本作はニューヨーク・タイムズhttps://www.nytimes.com/2017/07/12/movies/japan-cuts-film-festival.htmlやハリウッド・リポーターhttp://www.hollywoodreporter.com/review/yamato-california-review-967946、Varietyhttp://variety.com/2016/film/reviews/yamato-california-review-1201928274/と言った有力海外メディアで絶賛された。

2017年、シンガポール国際映画祭の企画により、初の大規模現代美術展である「SPECTERS AND TOURISTS 亡霊たちと観光客http://www.marinabaysands.com/museum/specters-and-tourists.html」をシンガポール・アートサイエンスミュージアムで開催。これに伴い、長編映画『TOURISM』をシンガポールとの共同制作で完成させた。『TOURISM』も様々な国際映画祭に招待され、第33回高崎映画祭のクロージング作品をかざり、ASIAN FILM FESTIVALS誌の「2019年を代表するアジア映画」に選ばれた。

最新作は大阪・生野区のコリアン・タウンを舞台にしたスリラー映画『VIDEOPHOBIA』である。

フィルモグラフィー

監督作

  • 現代の海賊と女(2005年)監督・脚本・主演 ※短編
  • MARIA! MARIA!(2007年)監督・脚本 ※中編
  • 夜が終わる場所(2011年)監督・脚本・プロデュース
  • BADS~ならず者たち~(アジア・オムニバス映画『Five to Nine』の一編)(2015年)監督・脚本・プロデュース
  • 大和(カリフォルニア)(2016年)監督・脚本・プロデュース
  • TOURISM(2018年)監督・脚本・プロデュース
  • VIDEOPHOBIA(2019年)監督・脚本・プロデュース
  • ざわめき(2019年)監督・脚本・プロデュース ※短編

脚本

  • 失はれる物語 (2009年) 金子雅和監督
  • 孤独な惑星(2011年)筒井武文監督
  • 夜が終わる場所(2011年)宮崎大祐監督
  • ひきこさんの惨劇(2013年)吉川久岳監督
  • ひ・き・こ 降臨(2014年)吉川久岳監督
  • BADS~ならず者たち~(アジア・オムニバス映画『Five to Nine』の一編)(2015年)宮崎大祐監督
  • ひかりをあててしぼる(2016年)坂牧良太監督
  • 大和(カリフォルニア)(2016年)宮崎大祐監督
  • TOURISM(2018年)宮崎大祐監督
  • VIDEOPHOBIA (2019年)宮崎大祐監督
  • ざわめき(2019年)宮崎大祐監督 ※短編
  • 再見(2020年)竹内里紗監督 ※オムニバス映画『星の都』の一編

プロデューサー

  • ピンパン (2016年) 田中羊一監督

MV

  • GEZAN「八月のメフィストと」(2014年)演出
  • peepow「SUNDANCE」(2015年)演出
  • Cherry Brown「Fukc These H0es」 (2015年) 監督
  • Cherry Brown「Summa Tyme」 (2015年) 監督
  • Amir Issaa「Vichinghi e Samurai」 (2016年) 監督
  • Cherry Brown「I'm 沢尻エリカ」 (2016年) 監督
  • Cherry Brown「これはリット」 (2016年) 監督
  • Cherry Brown「OMG」(2016年)監督
  • Cherry Brown「She's My Sweetie」(2017年)監督
  • kuroyagi 「Song of Noctunal」 (2018年) 監督
  • D.O 「スタンド・バイ・ミー」 (2019年) 監督
  • 漢&D.O「7 Days War 24」(2019年)監督
  • 阿修羅MIC「Voice feat. D.O & EMI MARIA」(2020年)監督

美術展

  • 「SPECTERS AND TOURISTS 亡霊たちと観光客」(2017年) シンガポール・アートサイエンスミュージアムとシンガポール国際映画祭による共同企画

小説

  • 『JJを探して』(「ユリイカ」2017年9月号)

エッセイ

  • 『この中では誰もが平等である』(「新潮」2018年7月号)
  • 『ワールドカップを待つ映画監督の不安』 (「QUICK JAPAN」138号)
  • 『ミッシング・イン・ツーリズム』 (「boidマガジン」2019年より連載中)
  • 『三太郎の青春』(「しししし3」掲載)

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2020/04/11 12:19 UTC (変更履歴
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