川島誠 : ウィキペディア(Wikipedia)
川島 誠(かわしま まこと、1956年 - )は、日本の児童文学作家、小説家。本業は塾講師。
代表作は小説『800』で、同作は『800 TWO LAP RUNNERS』のタイトルで1994年に映画化された。
略歴
1956年東京都生まれ。神奈川県立湘南高等学校を経て京都大学文学部アメリカ文学科卒。今江祥智に師事。
1983年、「幸福とは撃ち終わったばかりのまだ熱い銃」でデビュー。 以降、生と性をモチーフに少年たちの世界を描く。
妻は同じく児童文学作家の二宮由紀子。
作品
- 『電話がなっている』(国土社) 1985
- 「幸福とは撃ち終わったばかりのまだ熱い銃」
- 「田舎生活(カントリーライフ)」
- 「ぼく歯医者になんかならないよ」
- 「電話がなっている」
- 「悲しみの池、喜びの波」
- 『夏のこどもたち』(マガジンハウス) 1991、のち角川文庫 2005 ISBN 4043648057
- 『800』(マガジンハウス) 1992 ISBN 4838703325、のち角川文庫 2001 ISBN 4043648014
- 『もういちど走り出そう』(マガジンハウス) 1994、のち角川文庫 2003 ISBN 4043648030
- 『しろいくまとくすのき』(文溪堂) 1996
- 『ロッカーズ』(マガジンハウス) 2000、のち角川文庫 2004 ISBN 4043648049
- 『セカンド・ショット』(角川文庫) 2002 ISBN 4043648022
- 上掲『電話がなっている』 のうち「幸福とは...」を除いた短編に「セカンド・ショット」 1992と、書き下ろし「セビージャ」を加えた改装版。
- 『ゲキトツ!』(BL出版) 2003
- 『NR(ノーリターン)』(角川書店) 2004 ISBN 4048735721
- 『海辺でLSD』 (KADOKAWA) 2006、のち改題『海辺でロング・ディスタンス』(角川文庫) 2009
- 『ファイナル・ラップ』(角川書店) 2010
- 『神様のみなしご』(角川春樹事務所) 2012
- 『スタート・イン・ライフ』(双葉社) 2013
関連項目
- 日本の小説家一覧
- 児童文学作家一覧
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/11/07 23:53 UTC (変更履歴)
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