川口英樹 : ウィキペディア(Wikipedia)

川口 英樹(かわぐち ひでき、1961年 - )は日本の元子役。

来歴・人物

1960年代後半から1970年代後半頃に活動し、中でもレギュラーとして出演した『帰ってきたウルトラマン』の坂田次郎や『仮面ライダーV3』の珠シゲルで知られる。

既に芸能活動はしておらず、かつての特撮番組を扱った書籍のインタビューも受けたことがないため、その後の消息は一切不明。『帰ってきたウルトラマン』で共演した団時朗も、雑誌『宇宙船』2010年7月号のインタビューで現在の川口の詳細は知らないと答えている。同じ劇団に所属していた高野浩幸も現在の消息は知らず、高校進学時に引退したと推測している。洋泉社のムック『特撮秘宝』6号(2017年7月16日発行)261ページに掲載された読者からの情報募集コーナーの告知によると、編集部に寄せられる読者からの要望ハガキで川口の捜索依頼が2番目に多く一番多いのは、映画『フランケンシュタイン対地底怪獣』の結末に複数のバージョンが存在する理由の解明。、編集部も川口の情報を募集している。

ウェブでは、東京で事業をしているという情報もある。

出演作品

テレビ番組

  • Let's Enjoy English(NHK教育テレビジョン)

テレビドラマ

  • 光速エスパー(1967年、第20話、クレプス星人)
  • 女殺し屋 花笠お竜(1969年、第3話)
  • ケンちゃんトコちゃん(1970年、第33話、金之助)
  • 宇宙猿人ゴリ(1971年、第1話、富士之浦の少年)
  • 帰ってきたウルトラマン(1971年、レギュラー、坂田次郎)
  • 好き! すき!! 魔女先生(1971年、第2話・第12話よりレギュラー、タケシ)
  • ウルトラマンA(1972年、第10話、坂田次郎)
  • 人造人間キカイダー(1972年、第8話、壁に飾られた肖像写真)
  • 超人バロム・1(1972年、第21話、浩太)
  • 緊急指令10-4・10-10(1972年、第5話、ジュン)
  • 熱血猿飛佐助(1972年 - 1973年、レギュラー、六助)
  • ケーキ屋ケンちゃん(1972年 - 1973年、ケンちゃんの友達)
  • 二人の素浪人(1972年、第3話、源太)
  • 国盗り物語(1973年、吉法師(織田信長、幼少時))
  • 仮面ライダーV3(1973年、レギュラー、珠シゲル)
  • ロボット刑事(1973年、第24話)
  • 池田大助捕物日記(1974年、第13話)
  • プレイガール(1974年、第256話)
  • おそば屋ケンちゃん (1975年3月20日)「遠くへ行ったガールフレンド」出演
  • フルーツケンちゃん (1976年9月16日)「南の国の対決・1」(1976年9月23日) 「南の国の対決・2」
  • 5年3組魔法組(1977年、岩館大介)
  • 大鉄人17(1977年、第5・7話、剣持やすし)

映画

  • 新・与太郎戦記(1969年)
  • 奇々怪々 俺は誰だ?!(1969年、鈴木一郎/鈴木太郎(谷啓)の息子)※クレジットには「川口秀樹」と表記
  • スパルタ教育 くたばれ親父(1970年、田上 稔/田上悠三(石原裕次郎)の次男)
  • 谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座(1971年、東海林ヤスジ)
  • 仮面ライダーV3対デストロン怪人(1973年、珠シゲル)

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/07/01 22:21 UTC (変更履歴
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