高橋弥七郎 : ウィキペディア(Wikipedia)

高橋 弥七郎(たかはし やしちろう、1972年(昭和47年) - )は、日本の小説家。大阪府出身。ストレートエッジ所属。代表作は、『灼眼のシャナ』シリーズ。

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略歴

メディアワークスによる第8回電撃ゲーム小説大賞に応募した『エクスターミネーターA/B』で選考委員奨励賞を受賞。2002年(平成14年)4月に、『A/Bエクストリーム』に改題し、(電撃文庫)でデビューした。

2002年(平成14年)11月に刊行された『灼眼のシャナ』(電撃文庫)では「分かりやすいものを書こう」というコンセプトから「ボーイ・ミーツ・ガール」や「学園」といったわかりやすい要素が取り入れられ、女性キャラも多く設定された電撃文庫編集部編 『灼眼のシャナノ全テ』メディアワークス。シリーズ累計発行部数は、2009年(平成21年)11月現在750万部アスキー・メディアワークス『電撃文庫1億冊突破!!』のお知らせを、2015年(平成27年)時点では累計1080万部灼眼のシャナ 封絶バトルよりを記録した。

作品の「あとがき」には二つのテーマ(描写的には、内容的には)が毎回書かれている。

人物・エピソード

  • 『灼眼のシャナ』において、原作以外では、ラジオドラマの脚本やゲームのテキスト改稿(PS2からDSに移植する際)、テレビアニメではシリーズ構成協力(『灼眼のシャナII』)などの仕事も行っている。
  • 漫画家荒川弘とはアマチュア時代からの友人。ガイドブック『灼眼のシャナノ全テ』に荒川のメッセージコラムが掲載されている。
  • 特撮ヒーロー番組が好きなことで知られており、作品には1996年(平成8年)に放送された『超光戦士シャンゼリオン』のネタが入っている例としては、
  • 『A/Bエクストリーム』作中でゴシップが熱中する競馬の馬名(『シャンゼリオン』の主要キャラクター名より)
  • 『シャナ』Iの「変身道具と間違えて魚」(同10話「サバじゃねぇ!」より)
  • 『シャナ』のアニメ・ゲームなどに登場する「御崎市の町名」(同出演者の苗字より)

灼眼のシャナ&A/B用語大辞典 シャンゼネタを参照。

  • 当時、高橋弥七郎の担当編集者であった電撃文庫の三木一馬によれば、高橋は綿密な裏設定を作るタイプの作家であるという。

作品リスト

小説

  • 『A/Bエクストリーム』シリーズ
  • 『灼眼のシャナ』シリーズ
  • 『撲殺天使ドクロちゃんです』(共著)
  • 『幸福狩り』(「電撃hp」23号に掲載された読み切り短編。サスペンスホラー作品。)
  • 『カナエの星』シリーズ

アニメ

  • 『K』シリーズ ※覆面作家集団「GoRA」の一員として原作、脚本に参加
  • 『ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜』(シリーズ構成)
  • 『AYAKA -あやか-』 ※覆面作家集団「GoRA」の一員として原作、脚本に参加

ゲーム

  • 『ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜』
  • 『ライザのアトリエ3 〜終わりの錬金術士と秘密の鍵〜』
  • 『星鳴エコーズ』

関連項目

  • 日本の小説家一覧
  • ライトノベル作家一覧

参考文献

  • 電撃文庫編集部編 『灼眼のシャナノ全テ』メディアワークス、2005年12月、

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/09/17 13:26 UTC (変更履歴
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