ファング鈴木 : ウィキペディア(Wikipedia)

ファング鈴木(ファングすずき、1968年4月17日 - )は、日本の元女子プロレスラー。本名は鈴木 知子(すずき ともこ)。静岡県浜松市出身。

経歴・戦歴

ミキハウス柔道部を経て、藪下めぐみと坂井澄江を追う形で吉本女子プロレスJd'に入門。Jd'入門テスト時は29歳だったにもかかわらず年齢を1歳下にごまかして受験し、合格後、罪悪感を覚えて訂正(「女子プロレス新世代総登場」に記載)

1997年
  • 10月22日、東京・後楽園ホールにおける対小杉夕子、KAZUKI戦でデビュー(パートナーは龍羅(後のドレイク森松))。

その後、ザ・ブラディーとのコンビ「ザ・シェイド・ブレイカーズ」でTWFタッグ王座を獲得するなど、Jd'の主力として活躍した。

2004年
  • 4月にJDスターのオーナーの方針に反発してブラディーらと共に退団して「チームOK」を結成。
  • 8月29日に開催された総合格闘技大会「Love Impact」にて、サンボ世界王者・武田美智子と対戦し引き分け。
2005年
  • 6月12日、ザ・ブラディー、武藤裕代と組んで、カルロス天野、永島千佳世、植松寿絵組と対戦。武藤が天野に敗れる。
  • 6月26日、AtoZ DOJO CUPトーナメント3位決定戦において、武藤裕代と組んで、堀田祐美子、華名組と対戦。堀田のタイガードライバーで敗れる。
  • 8月23日、T-1グランプリにおいて、シェイド・ブレイカーズ対T-1マスク、T-2マスク組の試合で、イス攻撃がブラディーに誤爆しブラディーがT-1のタイガー・スープレックスに敗れる。
  • 12月17日、「格闘美 〜Dreamer〜」において、阿部幸江の要求に応える形でTWF世界タッグ王座決定戦をGAMI、ファング鈴木組(最後っぺ)対ザ・ブラディー、阿部幸江組で戦う。
  • 12月25日、NEO女子プロレス・板橋グリーンホール大会において、アイアンマンバトルロイヤルに参加。
  • 12月27日、桜花由美の要求に応え最後っぺ対ザ・ブラディー、桜花由美組でTWF世界王座を賭けて戦う。
  • 12月28日、東京・新木場1stRING「Tommy20周年記念イベント」において、ザ・ブラディーと組んで、阿部幸江、KAZUKI組と対戦。ファング組が敗れる。
  • 12月31日、ザ・ブラディーと共に引退。引退試合はザ・ブラディー、ファング鈴木組対尾崎魔弓、ダイナマイト・関西組のLSDルール。
2006年
  • 7月30日、愛知県名古屋市・久屋大通公園「第36回CBC NAGOYA夏祭りダイコク電機「ストリートファイト2006」OzアカデミーSUMMER WAR(7月29日・30日開催)」の豊田真奈美対闘牛・空の試合中、空にザ・ブラディーと共に強引に連れ出され豊田への攻撃に参加させられる。

2016年

  • 4月3日、Jd’生誕20周年~同窓会だよ全員集合~(東京・新木場1stRING)に参加。第2試合のOGだらけの時間差バトルロイヤルに参戦。
  • 10月1日、【Jd’生誕20周年記念ツアー~ジャガー横田40周年への道in浜松】を開催。自らもOGとして第0試合に参戦。

2017年

  • 2月19日、ジャガー横田40周年への道in大阪(大阪・世界館)でOGとして第0試合に参戦。
2021年
  • 浜松市で6月に結成されたNPO法人「プロレスで浜松を元気にする会」の副理事長を務める。

戦績

得意技

  • FJボム
スーパーボムと同型。
  • ライガーボム
  • チョークスラム
  • ラリアット

タイトル歴

  • クイーン・オブ・ザ・リング王座
  • AWF世界女子王座
  • TWF世界タッグ王座
  • アイアンマンヘビーメタル級王座

入場テーマ曲

関連項目

  • プロレスラー一覧

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/12/19 09:22 UTC (変更履歴
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