エリック・クラプトン

英サリー州リプリー出身。14歳でギターを手に取り、ブルース音楽の影響を受けながら自身の音楽を模索する。1963年に大学を退学後、ポール・サミュエル＝スミスやザ・ブルースブレイカーズのライブでギターを弾くようになり、66年にバンド「クリーム」、69年に「ブラインド・フェイス」を結成し、それぞれ人気を集める。70年にはアメリカに渡り「デレク・アンド・ザ・ドミノス」を結成し、代表曲のひとつとなった「いとしのレイラ」を生み出した。同バンド解散以降はソロとして活動。「ティアーズ・イン・ヘヴン」（92）や、映画「フェノミナン」（96）サウンドトラックに収録された「チェンジ・ザ・ワールド」などの世界的ヒット曲で知られる。映画関係では、UKロックバンド「ザ・フー」のアルバムを映像化した伝説的ロック映画「トミー」（75）に出演し、「リーサル・ウェポン」（87）や「ストーリー・オブ・ラブ」（99）などで音楽を担当。そのほか、ドキュメンタリー映画「エリック・クラプトン 12小節の人生」（17）、コンサートフィルム「ERIC CLAPTON エリック・クラプトン Live at the Royal Albert Hall Slowhand at 70」（15）、「エリック・クラプトン　ロックダウン・セッションズ」（21）など映像作品も多数。