えり : ウィキペディア(Wikipedia)
エリ(、、)は、旧約聖書の『サムエル記上』に登場するユダヤの民族的指導者(士師)、祭司。王政を導入する前の最後の士師の一人。
エリはシロの町に住み、ホフニとピネハスという二人の息子がいたが、息子たちは神を軽んじていた。エリはこれを悲しみ、引き取っていた幼いサムエルに愛情を注いだ。エリの息子たちは神に対して罪を犯していたため、ペリシテ人との戦いで二人とも戦死し、民族の誇りである神の箱(契約の箱)までも奪われた。エリはこの知らせを聞くと、椅子から転落し、首の骨を折って死んだ。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2019/08/31 07:39 UTC (変更履歴)
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