中川隆 : ウィキペディア(Wikipedia)

中川 隆(なかがわ たかし、1935年7月3日 - )は、滋賀県米原市出身の元プロ野球選手(投手)。

来歴・人物

県下屈指の進学校・彦根東高では3年次の1953年にエースとして春の選抜へ出場するが、1回戦で古葉毅らのいた済々黌高に完封負けを喫する「選抜高等学校野球大会60年史」毎日新聞社編 1989年。

卒業後の1954年に毎日オリオンズへ入団し、2年目の1955年には荒巻淳・和田功と並ぶチーム最多タイで自己最多の18勝を記録。自身唯一の2桁勝利をマークしたほか、防御率2.08で最優秀防御率のタイトルを獲得。3年目の1956年も7勝を挙げるが、4月28日の南海戦(後楽園)で野村克也にプロ入り初本塁打を打たれている。その後はあまり活躍できなかったが、1960年の大洋ホエールズとの日本シリーズでも第3戦に登板している。1961年限りで現役を引退。その後は地元で旅館を経営。

詳細情報

年度別投手成績

毎日大毎6111010----1.0008420.02008--113101073.151.40
49207511811----.621925229.0171684211452178532.081.11
441622077----.500665155.014965415683168523.021.31
17300011----.50016837.04521201191118122.921.54
7100000--------4711.1130500400221.501.59
38600023----.40032077.07452101500034293.391.23
27000000--------18948.03961002211121173.191.02
22400033----.50024056.15921500360034284.421.31
通算:8年2105110813225----.5612638633.257027209311356842652002.841.23
  • 各年度の太字はリーグ最高
  • 毎日(毎日オリオンズ)は、1958年に大毎(毎日大映オリオンズ)に球団名を変更

表彰

  • 最優秀防御率:1回 (1955年)

背番号

  • 48 (1954年 - 1955年)
  • 21 (1956年)
  • 48 (1957年 - 1961年)

関連項目

  • 滋賀県出身の人物一覧
  • 千葉ロッテマリーンズの選手一覧

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/02/18 01:43 UTC (変更履歴
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