尾上丑之助 : ウィキペディア(Wikipedia)
七代目 尾上 丑之助(しちだいめ おのえ うしのすけ、2013年(平成25年)11月28日尾上 丑之助 7 | 歌舞伎俳優名鑑 現在の俳優篇 2020年10月25日閲覧。公益社団法人日本俳優協会・松竹株式会社・一般社団法人伝統歌舞伎保存会 共同編集発行『かぶき手帖 2020年版(歌舞伎の公式データブック)』P.107上段に「芸名 尾上丑之助|七代目」初出。|2020年5月1日発行 - )は、日本の歌舞伎役者。屋号は音羽屋。定紋は重ね扇に抱き柏、替紋は四つ輪。歌舞伎名跡「尾上丑之助」の当代。本名は寺嶋 和史(てらじま かずふみ)。
来歴・人物
五代目尾上菊之助の長男。父方・母方ともに歌舞伎役者の家系である。
2019年5月、歌舞伎座團菊祭五月大歌舞伎『絵本牛若丸』の源牛若丸で七代目尾上丑之助を襲名し初舞台。
2025年5月、歌舞伎座五月大歌舞伎『京鹿子娘二人道成寺』の白拍子花子、『弁天娘女男白浪』の弁天小僧菊之助、六月大歌舞伎『菅原伝授手習鑑 車引』の梅王丸、『連獅子』の狂言師左近で六代目尾上菊之助を襲名する予定。
出演
歌舞伎
- 2019年(令和元年)5月、歌舞伎座にて『絵本牛若丸』の源牛若丸で七代目尾上丑之助を襲名し初舞台を踏んだ月刊誌演劇界2019年7月号 ◎特別レポート 七代目尾上丑之助 初舞台 |演劇出版社|2019年6月5日発売。父や両祖父(七代目尾上菊五郎、二代目中村吉右衛門)との共演であった。
- 2023年 新作歌舞伎「ファイナルファンタジーX」
受賞歴
- 国立劇場特別賞
- 2018年3月『梅雨小袖昔八丈』紙屋丁稚長松の演技に対して
- 2019年1月『姫路城音菊礎石(ひめじじょうおとにきくそのいしずえ)』平作倅平吉実ハ桃井国松の演技に対して
- 2020年10月『新皿屋舗月雨暈』酒屋丁稚与吉の演技に対して
- 2022年3月『近江源氏先陣館』高綱一子小四郎高重の演技に対して
- 2022年10月『義経千本桜』銀平娘お安実ハ安徳帝の演技に対して
- 2024年1月『』手古舞おふみ及び若い者文吉の演技に対して
- 国立劇場奨励賞
- 2023年1月『遠山桜天保日記』尾花屋丁稚辰吉の演技に対して国立劇場「第331回令和5年3月歌舞伎公演」プログラムP.36告知版に掲載
家族・親族
- 六世祖父:初代中村歌六
- 六世祖父:十二代目市村羽左衛門
- 六世祖父:三代目中村歌六
- 五世祖父:五代目尾上菊五郎
- 高祖父:六代目尾上菊五郎
- 高祖父:七代目松本幸四郎
- 高祖父:初代中村吉右衛門
- 曾祖父:七代目尾上梅幸
- 曾祖父:俊藤浩滋(プロデューサー)
- 曾祖父:初代松本白鸚
- 祖父:七代目尾上菊五郎
- 祖母:富司純子(女優・司会者)
- 祖父:二代目中村吉右衛門
- 父:五代目尾上菊之助
- 大伯父:二代目松本白鸚
- 伯母:寺島しのぶ(女優)
- 従兄:尾上眞秀
注釈
出典
参考文献
外部リンク
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