吉野壮児 : ウィキペディア(Wikipedia)

吉野 壮児(よしの そうじ、1933年4月28日 - 1993年1月10日『現代物故者事典1991~1993』(日外アソシエーツ、1994年)p.655)は、日本の翻訳家。

吉野秀雄の次男として神奈川県鎌倉市に生まれる。東京大学仏文科卒。リーダーズ・ダイジェスト社勤務。1968年川端康成の序文を得て『歌びとの家』を刊行。その後翻訳を出し、森珠樹の筆名も用いた。

著書

  • 歌びとの家 新潮社 1968

翻訳

  • クストー・海洋探検シリーズ 1-6 ジャック=イブ・クスト,フィリップ・ディオレ 森珠樹訳 主婦と生活社 1973-76
  • 笑顔のファシズム 権力の新しい顔 バートラム・グロス 鈴木健次共訳 日本放送出版協会 1984.4
  • 王を狙った男 マハムード・シプラ 1987.5 (角川文庫)
  • 小公子セディ / バーネット夫人 1987.11 (角川文庫)
  • タナトス・シンドローム / ウォーカー・パーシー 角川書店 1989.1
  • カウント・ダウン96 / チャールズ・ライアン 1990.3 (角川文庫)
  • 国家機密 P.ドリスコル 1992.3 (講談社文庫)
  • トップ・リーダーの引退 ジェフリー・ソネンフェルド 新潮社 1992.10
  • 誘惑 J.メイナード 1993.11 (講談社文庫)

参考

  • 文藝年鑑1975

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2020/11/12 15:34 UTC (変更履歴
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